直子の部屋

笑ったり泣いたり踊ったり暴れたり推し事したり。

2023-01-01から1年間の記事一覧

静岡市歴史めぐりまち噺し

夏に書いた圓朝師匠の静岡興行いまだに読みに来てくださる方がいてうれしいかぎりです。 その後に深掘りする機会は減ったものの、圓朝師匠にゆかりのある人々にも俄然関心が向くようになりました。先日はNHKの知恵泉で取り上げた陸奥宗光に飛びついて録画。…

情緒と情報

ひとつ前に書いた動画視聴の話の文章が変な調子になってしまった。時々ある現象でまだ直せない癖なのでそのままにしますが。 entsunagi705.hatenablog.com 今日はやや続きの話。情報の取り方と情緒の安定はちょっと関係がある気がして、気が付いたことを書き…

情に絆されるカモ

あまり好きではない、聞いていられない世間を騒がすイメージの人達の動画 不断なら避けるところを、何気なく見始めて止まらなくなった。 今なら聞いていられないとは思わない。必要にさえ感じる。思い込みを外せるチャンスを得た。 歯に衣着せぬ質問への論破…

推し活離れの距離感

推し活から離れてきた、という話。 entsunagi705.hatenablog.com 書いたすぐ後に思った。 落語会へ行く機会は減りそうだけど頼まれもしないのに毎日かかさず続ける推し活があった。 それは 推し師匠のスケジュールチェック。 忙しくてヘトヘトでストレスMAX…

推し活離れ

一週間ほど前に、キャンセルの連絡をした 半年前から次を楽しみにしていた会 日程が出てすぐに予約した。ただその時すでに少し暗雲が出ていた。 ご主催の方が丁寧に予約確認の連絡をしてくれた。 もちろん行くと答えたのに、その後キャンセルの連絡をした。 …

圓朝が静岡興行した寄席さがし その5 元嫁・お里とニアミスか!?

次第に「寄席さがし」から離れてきた自由研究の続きです。 entsunagi705.hatenablog.com ガイドマップ作りにハマった前回から、ひと月近く開きました。その間は明治・大正・昭和三昧。朝ドラ 「らんまん」を見て、今年で100年の関東大震災の映像を見て昨日は…

圓朝が静岡興行した寄席さがし その4 鉄道で地図沼にハマる

今回も自由研究の続きです。 entsunagi705.hatenablog.com 前回の記事で静岡に滞在した圓朝が見たかもしれない景色を書きました。関係する場所をわかりやすくするため、ガイドマップを作りました。 ガイドマップは、Googleの「マイマップ」を使いました。自…

圓朝が静岡興行した寄席さがし その3 圓朝が見た景色

先日からの自由研究続きです entsunagi705.hatenablog.com いきなり余談ですが、今日は国立演芸場で収録された「笑点」が放送されました。知人に聞いて応募した観覧募集に当選!後にかなり狭き門だったらしいと聞いて国立劇場と落語贔屓としては幸運に恵まれ…

圓朝が静岡興行した寄席さがし その2 愛共亭みつかりました

先日からの自由研究。 entsunagi705.hatenablog.com 実はあれから調査はドラマティックに進みました。10日も立たないうちに愛共亭があった場所を見つけたのです。 思いがけない展開に大興奮!同時に調べるために手をつけた資料から見える明治が想像を超えて…

間に合わせたくない

間が合わない時に無理をしなくなった。 今度こそ言葉を交わせそうなのに合わない。そういう時期はある。 大事にしたいこと、話したい人にことごとく間が合わなくなるので悲しい。間が悪いことが増えて堪える。 ただ、これは不幸だとか不運ではなくサイクル、…

圓朝が静岡興行した寄席さがし(脱線中)

三遊亭圓朝師匠の静岡興行に帰省してから改めて興味を持っている。 圓朝師匠が山岡鉄舟や井上馨だけでなく渋沢栄一とも縁があり、渋沢氏に同行し静岡で徳川慶喜公に会った記録が残っていると知って興味を持った。静岡に来ていたことがあるのかと。慶喜公の前…

彦六の正蔵師匠

今日は時代に逆行した読書感想文。 読みかけの本を久しぶりに手にすると、林家木久翁師匠がよく物真似される八代目 林家正蔵師匠(彦六の正蔵)の話が出てきた。 参考:聞書き・寄席末広亭―席主北村銀太郎述 (平凡社ライブラリー) P134-137 彦六師匠が「林家…

お手本になる何かで気で気を養う

7/6 つれづれ音声入力 ほぼ録って出し実験 落語中毒にさせるもの自分で頭おかしいなぁと思っても、止められない落語集め 部屋が落語のもので溢れている 落語にハマっている人はそんなものなんだろうけれど私なりの理由があるはず 師匠方の仕草や振る舞い言葉…

ヤバい、落語が面白くて元気出る。満堂師匠の披露目楽しかった

※今回も落語の感想ではありません※ お江戸両国亭で行われている両国寄席に行ってきました。 7月10日(月)までは落語家さんの真打昇進祝いの会が行われています。 お祝いの興行はいつにも増してあったかい気持ちになれます。 元気がない時になんとかたどりつ…

古地図アプリで江戸の旅。

ふふふ。手に入れてしまった。国立演芸場の記念手ぬぐい。 国立演芸場の緞帳と同じ!富士山! 想像はしてたけど、めっちゃきれいいいい!! ご所望の方、ぜひお早めにお求めください。私も、まだ欲しい(笑)定席に出向かなくては。 初代国立演芸場さよなら…

マナーは悩ましい

最近落語が面白くなくなる話を書きましたが、暑さと湿気のシーズンだからなのか、苛立つ話を他からも耳にします。 「そのパターンもあるよね!」 の共感が多いことよ。 そんな中、今日は演者さんからのアプローチを2つ目にしました。 落語協会さんのマナー…

人の役に立つって難しい

「人の役に立つって難しい」 好きだった仕事で追い込まれて、うつの診断を受けた。 治してはまた、もう戻らないと決めてもまた。 なんど陥れば気が済むねん!と己で突っ込んでいる。 働けなくなった時には、人生詰んだ・・・と思った。 ただ、とっくの昔に希…

続 ヤバい、落語が面白くなくなる。

※この記事は途中から愚痴です。前回とは続いていません。 今日は再開を楽しみにしていた落語会へ行ってきました。個人的にはお客さんとは別のちょっと特殊な角度でも垣間見ていたので国立劇場で開催している間に一般のお客さんを入れて開いてくださったのが…

仲間が欲しくなったんだな

最近、会話が足りない。 最近というか、一年半ぐらい。 完全に諦めてしまったのが一年ぐらい。 話せなくなってしまった、というのか。 後ろ向きなことばかり浮かぶようになって 口から出しても周りに迷惑をかけるし 口を塞いでも頭の中で増幅してしんどい。 …

ヤバい、落語が面白くなくなる。

昨晩は毎回楽しみにしている推し師匠の落語会へ行ってきました。 個人的コンディションは低調。とはいえロビーや客席で常連先輩方と会話できたし、師匠の高座は楽しくて笑えた。大丈夫。 そう思えたのも束の間、帰りもなんとなく気落ちする。落語会に行けば…

推し師匠ファンサイト更新しました

季節がらか諸々が手につかない。 そんな時でもできるといえば!ということで、久しぶりに趣味で作っている兼好師匠のファンサイトを更新しました。ご興味ある方、ぜひ中を見てご感想ご反応願います。 (とはいっても趣味のものなので強情に直さない可能性が…

大好きになった国立劇場について書いてみた。

今日は国立劇場について書いてみることにしました。一風変わった内容になるかもしれませんが、気になる方だけ読んでみてください。 前庭から見た国立劇場 ある日から劇場が職場に 恐らく前にも臭わせを書いていましたが、以前国立劇場でお仕事をさせていただ…

金翁師匠の国立演芸場開場までの証言インタビュー

国立劇場で落語を聴いてきました。楽しい時間の中に、少しずつ迫ってくる国立劇場閉場のカウントダウン。好きな噺家さんたちがマクラで口にすると、洒落でもなんだか意識してしまいます。 水無月四景(上)国立劇場小劇場兼好師匠 話題と客をもてあそび宮戸川…

わかってもらえないから磨いてたこと

外は雨と風が時々激しくなっています。線状降水帯というのだそうで、止んだと思ったらまた激しいのが来る。人の感情に似ていますね。 この時期は鬱々としてしまうものですが、私は毎年5月から7月は特に低調になるので気をつけて過ごしてきました。けれどまあ…

可樂戯言 ⇒ 三笑亭可楽師匠?

目の前に現れたことに飛びつくのが悪い癖。昨晩も突然お題解明を始めてしまった。 今回のお題 #キュレーターバトル に参戦中。今回ご紹介する #イチ推し生きもの は歌川国芳が描く、加藤清正と戦う虎たち(画中の文章では豹ですが)。その仕草は虎というより…

武田双雲さん 伊集院光さん 民俗学雑誌創刊

※関心事書き出し記事です 楽しかったコンテンツ 武田双雲さんの動画 『丁寧道』がこの何年かの違和感を解く、そして一度身に着けたのにやめてしまった件を思い出させてくれた。見ていて楽しい。「至福」を説明してくれていると思う。(貴重な経験させてもら…

阿川佐和子さんの『この噺家に会いたい』

この本のタイトルを見て思い出すのはとある落語会の名前。書いてみたらたいして字面も似てなかった。中野で続いていたあの会は続かないのかな、という話はさておき忘れる前に書き留める本の感想を。 阿川佐和子のこの噺家に会いたい (文春ムック) 円楽師匠の…

圓朝師匠の知りたかった静岡興行の話。

興味があることに反応して、思いがけない発見するとめっちゃ楽しい。今日もそんなシンクロニシティが!きっかけは三遊亭ぽん太さんのつぶやき。 ウィキペディアにはもう半分が圓朝作って書いてあるんですが、これ根拠あるのでしょうか?落語事典でも永井啓夫…

強がるのをやめないと平和はこない

「諦めが肝心」とはよく聞くが、自分が頑固だとか見栄を張る人間だと自覚しないとスルーしてしまう教えだ。 「意志が強い」「粘り強い」「芯が強い」なんていえば聞こえはいいけれど、要するに頑固でもある。年齢が上がってきて昔よりもっと諦めも悪いし、非…

桂米朝師匠を楽しんでる話

米朝師匠の話を書いておきたい、と思ったら前置きが長くなりすぎて別記事にした。 entsunagi705.hatenablog.com 噺家さんの交友関係は、気づくほど面白い。ただ、関心を持つタイミングは大概亡くなった後だとか、別の興味から調べ物をしている時とか読んでい…