直子の探求時間

気になること、落語のまわりなど

鏑木清方『明治の東京』 幼馴染富太郎

鏑木清方は国宝の《三遊亭圓朝像》を描いた人

鏑木清方は美人画の名手としても知られた画家ですが、国宝・重要文化財の《三遊亭圓朝像》を描いた人でもあります。落語が好きな方なら目にしたことがあるかもしれません。

父親が戯作でジャーナリストでもあった条野採菊。圓朝の速記を連載した「やまと新聞」を創刊した人物でもあり、圓朝にゆかりの深い人達ともつながりがありました。清方も幼い頃から圓朝と触れる機会があった人物ですが、この《三遊亭圓朝像》は1930年(昭和5年)に第11回帝展に出品された作品で清方が50代に入ってからの作品です。この作品にはこんな制作余談があります。

 

圓朝さんは私に画道にはいれと勧めてくれた人で、私が一家をなしたことを知ったら定めし満足してくれたろうと思う。何がな報ゆることをと、碑を建てる代わりに、故人が勧めてくれた仕事でその人の職分の姿を写し、世に残そうと思いついたのが機縁となってあの絵ができ、引き続いて肖像画というものに前々思いもよらなかった面白みを見出すようになったのであった。

※一部現代表記に修正
引用:山田肇 編『鏑木清方文集』1 (制作余談)「肖像画」より,白凰社,1979.8. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12705898/1/72?keyword=%E4%B8%89%E9%81%8A%E4%BA%AD%E5%86%86%E6%9C%9D%E5%83%8F (参照 2026-09-07)

 

 

鏑木清方の随筆『明治の東京』

ある時鏑木清方の随筆に圓朝との逸話が書かれているらしいことを知り『明治の東京』を手にしました。

作品を見たこともあり、落語に親しみ東京に暮らす私には清方の随筆はとても興味深いものでした。
現在歌舞伎座がある木挽町に暮らしていたこともある清方は、銀座京橋あたりの明治の風情を書き残しており、寄席や芝居を見に行く様子などは街に親しみを覚えさせてくれます。
圓朝の旅に同行した時の話では、取材をする圓朝と写生をする清方が夜一つ部屋で各々その日を振り返った思い出を書き残していたり、困窮した時代や江戸っ子性分など、日本画の大家のイメージや美人画の作風からは知れなかった部分が垣間見えて親しみを覚えました。

清方の幼馴染・富太郎

随筆『明治の東京』には木挽町に暮らしたころに一緒に芝居を見に行ったり家を行き来していた幼馴染が出てきます。藤浦富太郎です。

鏑木清方の父親はやまと新聞を作った条野採菊、山々亭有人。
藤浦富太郎の父は大根河岸の三周、藤浦周吉。三遊亭圓朝を長年支援し、圓朝他界後には名跡を預かった人物です。
考えてみれば双方とも三遊亭圓朝と所縁が深い家です。幼馴染であっても不思議でもないわけですが、双方の一家が親戚づきあいをする間柄だったことは想像したこともありません。この二人の関係に、藤浦家と藤浦富太郎に強い関心が芽生えました。

藤浦富太郎の名前は知っていた

三遊亭圓朝や三遊塚を調べると突き当たる資料には、この藤浦富太郎氏の名前は度々出てきます。
でもそれは昭和以降の圓朝研究に関する資料の中で見ることがほとんど。三遊亭圓朝の名跡を預かった三周(藤浦周吉)の後継者のお名前であって、後年圓朝研究をされた人物という認識でした。幼い頃を想像することがなく、圓朝の後押しがきっかけになり十代で画家の道に進んだ鏑木清方との交流があったことを知りなんだかワクワクしました。

京橋大根河岸跡の石碑に

清方の随筆に触れた後、銀座に出かけたついでに明治時代を思いながら木挽町から京橋まで散策してみました。
京橋があった場所に遺されている橋柱など見て回っていると、高架を抜けたところにある石碑を見つけました。その石碑はそこが京橋大根河岸青物市場跡であったことを記したものです。

道路に面した方に大根河岸青物市場の由来と歴史が書かれています。碑文から建てられたのは昭和36年6月。読んでいくと最後の部分に「藤浦富太郎 撰 」とあり、江戸時代から昭和初期まで続いた大根河岸の由来についての碑文を作ったのは富太郎氏。圓朝の名跡に関わる人としての知識しかなく、かつての大根河岸を語る言葉を石碑に綴る程の存在だったことに驚きました。

裏側にはこの記念碑建設資金寄付者130名にも及ぶ名前と屋号が並んでおり、設計にも藤浦富太郎の名がありました。石碑建立に深く関わっていたのかもしれません。

 

大根河岸の三周

「大根河岸の三周」の名は知っていましたが、あまりにも知らなかったことがわかりました。京橋の大きな石碑に撰文があることも知らなかったほどです。清方の随筆で京橋周辺のことも読んでいただけに、石碑に名前を見つけたことは衝撃で、大根河岸の三周、藤浦周吉・富太郎親子にさらに関心を持ったことはいうまでもありません。

鏑木清方の随筆を読んだ後に藤浦富太郎にも随筆があると知り早速読んでみました。
三周と呼ばれた父親の周吉氏について、富太郎氏について、圓朝との関わり、三周としてのご商売や大根河岸のことなど。随筆の中には圓朝の名跡を預かった家というだけではない興味深い話がたくさん残されていました。

その話はまたそのうち書けたらと思います。

私の怒り方

両国寄席の終演後、嫌な言葉が耳に入って不快がなかなか手放せず。
夜中にXにpostしてしまいました。

翌日、普段のpostより多い反応(笑)
無味無臭の落語会情報か自己完結型の落語会感想ばかりだしているので、たまにぼやく方がいいのかも?と思うけどそうじゃない。でも共感してくれるリプなどに助けてもらいました。

SNSには楽しかった感想を出したい。嫌な方はいくらでも出てくるから、楽しくなかった記憶で終わりたくない。実際、凄く楽しい寄席の時間がたった一言で不快な帰り道になったし、そういう時は芋づる式に嫌な記憶が出てきちゃうから。

発散が下手なのは自覚があります。怖い思いをしたことや傷ついたことなど、小さい頃は親に話すと「我慢しなさい」「忘れなさい」と言われて幼心に驚いたものです。職場でのことも上司に話したところで助かった記憶があまりない。
学生時代でも接客業でいた頃も、言い返さない相手や言い返せない立場の人間には人は好き放題言うこともよく知ってます。クレームは大事な改善の肝だけど、感情の処理係りになることも。感情ぶつけられるのがすごく嫌だったから、反面教師で自分は我慢してしまうところもあります。

こちらが弱く脆くなってることも大きい。もう耐える力がないんでしょうね。体力も精神力も。年齢面も経験を重ねてしまったところでも、その日の疲れが相まってしまえば他人の言葉に過剰に反応してしまうことは多い。周りの方に話すと私だけ過剰なのかなと思うことも。情緒不安定な時があるのでしょう。

結果どうなるかというと、爆発します。それも溜めに溜めた怒りのエネルギーの大爆発。
普段にこやかを心がけている分周りを驚かせます。学生時代の大爆発の逸話は後々までからかわれるネタになりました。別に内容はどうって程でもないと思うのですが(汗


社会人になってメンタルやられたり必要に迫られたりして覚えた対処は、気持ちを書き出して頭や感情の整理をする、瞬間的な怒りをすぐ出さずにおいてみて時間に委ねる、空腹ならまずお腹を満たす、疲れているなら寝る。
どうしてもという時話を聞いてもらえる相手がいれば、もう少し穏やかに早く切り替えられるのも知っていますが、今はそれはできていません。自分に向き合えると早いのですが、これも意外と体力が大事です。
昨日は帰宅して落ち着くまで待ちました。怒ってると寝られません。

周りがどう思うかなんて考えずに口から出る人はいるもの。わかっていてもそういう人の言葉に振り回されてきた身としては許せないところもあるのでしょう。

学生時代みたいな逸話は作りたくないので、早く寄る年波の体力気力づくりをして寄席に出かけるのが嫌にならないようにしたいと思います。

追伸
落語会の情報を集める習慣故、探してもいないのに昨日の嫌な言葉を言っていたらしい人を見つけてしまいました。でも寝たらもうどうでもよくなっていたので、あとでのんびり昨日の感想postしようと思います。

圓橘師匠の「百川」

9月両国寄席は六代目圓生十八番集

五代目圓楽一門会の寄席、両国寄席は毎月1日から15日まで。
9月は六代目三遊亭圓生師匠の十八番を一門の寄席でネタ出し特集。

番組を確認してみると、兼好師匠は三日目の主任で「百川」
よく見ると初日の主任圓橘師匠も「百川」のネタ出し。
圓橘師匠で「百川」は聴いたことがなかったような気がする!聴きたい!ということで初日に出かけてきました。3日の間に圓橘師匠と兼好師匠の「百川」が聴けることがあるなんて見逃せません。

 

 

お目当てで出かけたのでもちろん楽しみではあったのですが、圓橘師匠が高座に上がるなり六代目圓生師匠がヒザの都家かつ江さんのことを「おねえさんではなくおばあさん」と言って(文字に書くとひどくなりますが、当時の洒落として)笑わせていたと圓生師匠の真似でその様子を見せてくれるというお茶目スタート。早々に楽しくなって、終演後もニヤニヤしながら帰りました。ああ楽しかった。

都家かつ江さんは三味線漫談の方で、よく圓生師匠のヒザ(トリの前に出る色物さん)を勤められていたのだそう。帰りに調べてみたら金八先生とかよく知ったドラマにも俳優として出演されていた方でした。

落語 「百川」

「百川」は笑いどころがたくさんあって好きな落語です。

百川という料亭があった日本橋の浮世小路は今のコレド室町あたり。落語で近くに出かけて福徳神社横にある案内板も見たことがあります。

江戸の祭で使われる「四神剣」(四神旗)は落語で聴くまでまるでしらなかったもの。「百川」の高座で初めて知りました。

落語が好きになってからあちこちの会場へ出かけるようになり、東京の地の利や歴史もずいぶん知るようになったなと思います。「知る楽しみ」も落語の魅力だったと圓橘師匠の高座を聴きながら思い出しました。

圓橘師匠の「百川」

「百川」のあらすじや内容はここでは割愛しますが、料亭「百川」に奉公するためにやってきた田舎から出てきた百兵衛さんと江戸っ子の若い衆のやりとりが楽しい「聞きまつがい噺」です。

圓橘師匠の百兵衛さんは若い衆に呼ばれてする返事がまるでくしゃみのようで、何度聞いても「へくしゅ!」と聞こえました。他の師匠の「うっし!(ピ)」と全然違う!圓橘師匠が真面目顔でやるのが尚可笑しくてやる度吹き出しました。
それに言葉の途中に入るとぼけた顔と間、突拍子もない訛りの笑わされました。元から愛されキャラの百兵衛さんですが、あっという間にお気に入り確定でした。

それから慈姑(くわい)の金団(きんとん)を飲み込むところも堪らなかった。大きな慈姑をものすごい形相で口に押し込んで苦しそうで目が寄ってる。正に「目を白っ黒させて」悶える百兵衛さん!2列目の間近に陣取って見た甲斐があった悶絶シーン、凄い!と感激しながら大笑いしました。

好みの「百川」

圓橘師匠の高座を聴いていたら改めて私の落語の好みに気づきました。
これまで聴いたなかで印象深くてまたききたいな、好きだな、という「百川」は、兼好師匠はもちろんですが、さん喬師匠、雲助師匠、市馬師匠は「百兵衛インパクト」が強くて、落語家さんのイメージが変わるぐらい驚いて笑って、また聴きたい師匠方です。

圓橘師匠とこの師匠方の共通点は「江戸っ子」と「田舎者の百兵衛さん」の言葉遣いと発音、イントネーションがくっきり違うこと。
圓橘師匠、さん喬師匠、雲助師匠は江戸弁江戸っ子が地をいっていて、百兵衛さんの訛りは特定の土地の訛りではない、イメージから作られているものだと思いますが、日本人と外国人ぐらい違うことが落語を楽しくしています。
兼好師匠は訛りが自然体?で江戸っ子は教わったり作られたものでしょうか。標準語ではありません。
市馬師匠の訛りがお国訛りかはわかりませんが、派手に差をつけていないのに師匠のニンと言葉に説得力があります。

「百川」のような江戸の祭の話が出てくるような落語には江戸の風が欲しいところ。最近は個性や自然体の現代語が落語の中に入ることはよくあることですが、江戸っ子と田舎者の対比がゆるいと「百兵衛インパクト」も薄くなるのかもしれません。

語気が強いのでもし身近にいたら友達になるまで時間がかかりそうですが、下町気質の江戸っ子言葉は落語の高座には残って欲しい。標準語に慣れたお客さんにわかりやすく直してなくなっていくのはもう少し後になって欲しいものです。

三日目の兼好師匠「百川」も楽しみです。

 

兼好師匠 2026年9月スケジュール(一覧)

Threads発信はじめます

近所のカフェ落語会で知り合った30代ぐらいの方が、最近になってアニメ『あかね噺』にハマったのだそう。アニメが面白かったので漫画も読みたいと聞いて改めて「あかね噺」ヒットの威力を実感しました。

その話で「あかね噺落語会」は客席の年齢層が若くてとても盛り上がったと聞いたのを思い出しました。
落語ファンは自分の年齢に関係なく若手をたくさん聞いて応援する方も多いですが、全体の年齢層はまだまだ若い世代が多いとまでは言い難い。

年齢を重ねるとわかる落語の面白さや人の機微もありますが、それは出会うきっかけ次第。
最近は『あかね噺』や映画『国宝』のヒットで年齢に関わらず伝統芸能や日本的なものに興味を持つ方は増えている気もします。

「あかね噺」の話を放映していないこの時期に聞いたので、手間を考えるとどうなのかとやや躊躇していたThreadsでの情報発信を試すタイミングかもしれないと思いました。

利用している年齢層や他のSNSとの違いなどリサーチして9月から始めることに。
基本的な情報は変わりませんが、違う効果を狙って、ただし、これまで通りできる範囲とペースを確認しながら進めたいと思っています。

ポストは9月に入ってからぼちぼちはじめます。こちらもどうぞご贔屓に。

Threads

直子@兼好師匠ファン (@kenko440nofan705) • Threads, Say more

 

9月も兼好師匠のスケジュール一覧作りました。
よろしければご活用ください。

兼好師匠の9月スケジュール

2026年8月31日現在

公演日   公演名 会場
9月1日 (火) ★予約開始★
10/16 噺し問屋 本所支店 その5
本所松坂亭劇場
9月2日 (水) 14:00 噺し問屋 本所支店 本所松坂亭劇場
9月3日 (木) 18:00 両国寄席 ~六代目圓生十八番集~ お江戸両国亭
9月4日 (金) (仮)【宮城】仙台・白石  
9月5日 (土) ★予約開始★
9/18 第18回 モダン館円楽一門会
深川東京モダン館
9月5日 (土) 14:00 【宮城・白石市】 第13回碧水園落語鑑賞会
~ほろ酔い寄席~ 三遊亭兼好独演会
白石市古典芸能伝承の館
碧水園能楽堂
9月6日 (日) 7:00◆CS放送◆ CS TBSチャンネル2 落語研究会 【CS放送】TBSチャンネル2
9月6日 (日) 14:00【千葉・浦安市】三遊亭兼好 独演会 J:COM浦安音楽ホール
9月7日 (月) 19:00 第四十五回渋谷道玄坂寄席
三遊亭兼好・三遊亭萬橘二人会
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
9月8日 (火) 16:50 しのばず寄席 夜の部 お江戸上野広小路亭
9月9日 (水) 19:00
瀧川鯉昇 三遊亭兼好 ふたり会 セプテンバー編
深川江戸資料館 小劇場
9月10日 (木) 13:00 【横浜】
県民共済シネマホール寄席 「笑いはけんこうから」
県民共済 シネマホール
9月12日 (土) 【配信】9/12 13:00~ 9/26
けんこう一番!第38回三遊亭兼好独演会
【配信】
ぴあ(PIA LIVE STREAM)、
イープラス(Streaming+)、
産経らくご
9月12日 (土) 13:00 けんこう一番!秋スペシャル
第38回三遊亭兼好独演会
よみうり大手町ホール
9月13日 (日) 14:00【横浜】三遊亭兼好 横浜ひとり会 横浜にぎわい座
9月15日 (火) 18:30 第699回TBS落語研究会 よみうり大手町ホール
9月16日 (水) 19:00 渋谷で毎月落語会
令和特選寄席
伝承ホール
9月17日 (木) 18:30【仙台】あおば寄席その148
落語教育委員会
仙台市民会館
9月18日 (金) ★発売日★
1/25 けんこう一番!第39回三遊亭兼好独演会
文京シビックホール(小ホール)
9月18日 (金) 14:00 第18回 モダン館円楽一門会 深川東京モダン館
9月19日 (土) ★発売日★
12/19 大名古屋らくご祭2026 ※夜公演
岡谷鋼機名古屋公会堂
9月19日 (土) 13:00 【有楽町】落語教育委員会 よみうりホール
9月20日 (日) 【大阪】第七回 大阪落語祭
中秋大吉寄席 2日目②
国立文楽劇場
9月21日 (月) 14:00【大阪・寝屋川】兼好×由瓶 ふたり会 アルカスホール
(寝屋川市立地域交流センター)
9月22日 (火) 13:00 9月特別企画公演
「五代目圓楽一門会~新たな船出~」
新体制発足記念の会(9/21~9/22・二日目)
伝承ホール
9月23日 (水) 13:00【横浜】よこはま落語会
柳家喬太郎・桃月庵白酒・三遊亭兼好 三人会
神奈川県立音楽堂
9月25日 (金) 19:00 三遊亭兼好 独演会
~ 兼好ランドへようこそⅢ ~
博品館劇場
9月26日 (土) 15:00 はな家寄席(第50回)
特別公演 三遊亭兼好・金原亭小馬生二人会
はな家
9月26日 (土) 14:00【横浜】よこはま落語会
三遊亭兼好独演会
吉野町市民プラザ
9月27日 (日) (仮)16:00【福島市】旧佐久間邸落語会 旧佐久間邸
9月28日 (月) 【東京かわら版】連載「お二階へご案内~」 (東京かわら版10月号)
9月28日 (月) 14:00 兼好平日昼の独演会 なかのZERO
9月29日 (火) 19:00 人形町噺し問屋 三遊亭兼好独演会 日本橋社会教育会館
9月30日 (水) 18:30【群馬・前橋市】新前橋ロータリー寄席 前橋市東公民館

 

一覧スケジュールに加えて三遊亭兼好師匠ファンサイトにも掲載しているGoogleカレンダーも掲載します。こちらは9月以降の公演予定、詳細情報もチェックできます。

いずれの公演情報もあくまでも個人で調べた内容です。最新の公演情報・販売状況などは主催者などの各公式情報も併せて確認されることをおすすめいたします。

9月公演ギャラリー

2026年9月~10月中旬までの公演チラシをチェック!
公演により既に予約や販売を終了している可能性もありますので、詳細は主催へお問い合わせください。
(問合せ先の情報は上のカレンダーからも参照可能です)



9月


10月

後記
油断ならないブログ準備

毎月スケジュール一覧の記事を作るようになって手順にも慣れてきました。
一覧表も問題なくできて、チラシ画像も大体出そろった。あとはブログ記事を整えるだけ。いつも通りにいけば8月末ギリギリにならずに投稿できそう、と思ったら大きな落とし穴が。

先月までと同じ手順で進めているのに一覧表が表示されない!なにが違うのか比べたり、他の方法を探ったり、AIに相談したり。まさかブログの仕様が変わったのだろうか。一からやり直しは嫌だけれど月末には仕上げたい。そんなモヤモヤ時間がありました。

結局自分の目でHTMLを確認して謎の自動変更を修正してクリア。なにかの仕様が変わったらしいのですが、複雑な調整はしたくないので今回は終了。便利なものは便利の仕組みが更新されていくので油断できませんね。

圓朝物三昧の8月

8月は圓朝物をいくつも聴きました。

両国寄席に通って三遊亭である圓楽一門の落語家さんの高座で「真景累ヶ淵」「怪談乳房榎」「緑林門松竹」「怪談牡丹灯籠」と聴けたのは我ながらビックリです。こうやって書いて並べると壮観なラインナップ。別の日には桃月庵白浪さんの「塩原多助一代記」も聴けました。

全生庵にも出向き圓朝師匠のお墓に手を合わせ、幽霊画も見ました。
珍しく夏らしく過ごしたからか、怪談も楽しめた気がします。
今年は寄席や歌舞伎でも牡丹灯籠がかかっているのも目に入りました。

圓朝師匠に関することは度々調べていましたが、今年ほどまとめて圓朝物を聴いたのは10年前の圓朝祭以来ぐらい。当時は2日公演で聴きましたが、今年は「何度も足を運んで聴いた」ので以前と楽しみ方が違った気がします。

あまり生で聴く機会がなかった「塩原多助一代記」も出世の話ながら惨い場面はあるし、複雑な人物相関図が圓朝物ならではでした。朝橘師匠の「怪談牡丹灯籠 おみね殺し」は両国寄席とは思えないご趣向で怪談物を堪能できました。兼好師匠が演られていた「緑林門松竹」も悪い人達がたくさん出てくるので、他の落語ではあまり見れない師匠の悪い顔が印象的。
圓朝物だと身構えず楽しめばいいんだなと思いました。

8月は圓朝物、怪談が恒例は以前からですが、今年ようやくその楽しさを実感できました。それはベテラン師匠方のものだけでなく、好きな兼好師匠や圓楽一門の師匠方、若手の落語家さんの高座で楽しめたからですね。

白浪さんは秋にこちらも圓朝物の「業平文治」をやるそうで気になりますし、兼好師匠の「緑林門松竹」も去年と今年で違う場を両国寄席で掛けられたようなので来年が今から気になります。

8月の圓朝特集に続いて9月の両国寄席は圓生十八番集。ネタだしを見てみると聴いたことがない落語がいくつもありました。定席の寄席も良いですが、聴いたことがない圓生師匠の得意ネタを三遊亭があつまる圓楽一門で楽しむのは違う趣向でまたよいと思います。9月は兼好師匠の独演会も盛りだくさん。ぜひ悩んで悩んでいずれかの寄席や落語会にお出かけください。






 

 

 

 

 

 

 






























 

兼好師匠 2026年8月スケジュール(一覧)

AIは見てきたように嘘をつく

有名な川柳に「講釈師 見てきたような嘘をつき」というのがあります。
最近ネットで検索すると聞いてもいないのにAIの回答が先に表示されるし、こちらから聞いた質問にもさも本当のような言い回しで大嘘回答をされることも。その回答に振り回されるたびに「AIって講釈師みたいだな」と思います。丁寧な言葉で寄り添うあたりは講釈師より詐欺師に近いと思うことも。

得意ジャンルではAIにとても助けられますが、落語をはじめとした演芸会情報はまだまだ望むようには出てきません。
落語会や演芸はネットに載せきれない程様々な場で開催されているといえるのかもしれません。

近頃は、AIだけでなく検索エンジンやSNSの検索結果でも不便を感じることが増えました。

検索結果に探している情報以外の「関連情報」が混ざって表示されたり、並び替えができなくなったり。AIの回答も具体的に指示しないと説明がとても長く感じます。
世の中の人がしたいことから外れたことをしようとしているんでしょうね。

そういえば、最近AIを駆使した演芸情報ポータルサイトを見つけました。のぞいてみると演芸会の情報だけでなく基礎知識やマナーまで凄い情報量。

ネット上で市区町村の広報まで調べたり、東京かわら版を読み漁ったり、寄席や落語会で手に入れたチラシを使ってする半分アナログの「ちまちま情報収集」が好きで、推しの兼好師匠に絞って情報を集める私には真似できません。AIでまとめる力がないからということもありますが、楽しい作業でAIに譲りたくないですね。

新しい情報網は幅広い守備範囲。私はニッチ。完全に住み分けられているので、今後はお世話になりつつ自分の道を進むことは変わらなそうです。

もし私よりも上をいく兼好師匠の情報が集まっている公式サイトができたとしても、なんだかんだ続ける気がします。AIには私に合った形で右腕になってもらうことはありえますが、自分の手を動かすことはやめたくないですね。

8月も兼好師匠のスケジュール一覧作りました。  
よろしければご活用ください。

兼好師匠の8月スケジュール

2026年7月30日現在

公演日   公演名 会場
~ 8/11   【配信】7/28 19:00~ 8/11
けんこう一番!第37回三遊亭兼好独演会
【配信】
ぴあ(PIA LIVE STREAM)、
イープラス(Streaming+)、
産経らくご
2026/8/1 (土) 7:00◆CS放送◆
CS TBSチャンネル1 落語研究会
【CS放送】TBSチャンネル1
2026/8/1 (土) ★予約開始★
9/29 兼好主催兼好独演会 人形町噺し問屋
日本橋社会教育会館
2026/8/1 (土) 15:30【横浜】
すーふぁむ落語会 三遊亭兼好独演会
横浜平和プラザホテル
2026/8/3 (月) ★発売日★11/25 札幌・
第261回道新寄席 落語教育委員会 札幌公演
共済ホール
2026/8/3 (月) ★発売日★11/26 北海道・砂川市
第262回道新寄席 落語教育委員会 砂川公演
砂川市地域交流センターゆう
2026/8/4 (火) 16:50 しのばず寄席 夜の部 お江戸上野広小路亭
2026/8/5 (水) 14:00 噺し問屋 本所支店 本所松坂亭劇場
2026/8/6 (木) 18:00 しのばず寄席特別興行
兼好・京子二人会
お江戸上野広小路亭
2026/8/9 (日) 5:30 ◆関西地上波放送◆・【配信】
らくごのお時間
【関西地域テレビ放送】
【TVer配信】
2026/8/10 (月) 18:00 両国寄席 ~夏の圓朝噺特集~ お江戸両国亭
2026/8/12 (水) 14:00 兼好平日昼の独演会 なかのZERO
2026/8/13 (木) 14:00【横浜】東京四派精鋭そろい踏みの会 横浜にぎわい座
2026/8/14 (金) 13:30 亀戸梅屋敷寄席 亀戸梅屋敷
2026/8/18 (火) 5:00◆BS放送◆
BS 落語研究会 ※再放送
【BS放送】BS-TBS
2026/8/18 (火) ★発売日★
9/22「五代目圓楽一門会~新たな船出~」
新体制発足記念の会(9/21~9/22・二日目)
渋谷区文化総合センター大和田・
伝承ホール
2026/8/18 (火) 13:00【横浜】落語教育委員会 昼の部 横浜にぎわい座
2026/8/18 (火) 18:30【横浜】落語教育委員会 夜の部 横浜にぎわい座
2026/8/19 (水) 19:00 人形町噺し問屋 三遊亭兼好独演会 日本橋社会教育会館
2026/8/20 (木) 18:30 祝傘寿 三遊亭好楽 大塚凱旋落語会
第124回 南大塚ホール落語会
南大塚ホール
2026/8/20 (木) 13:00 新体制発足記念落語会
五代目圓楽 一門会(1日目・昼の部)
有楽町朝日ホール
2026/8/21 (金) ★申込開始★
10/2 宮城 塩竈市・錦秋ゑびや寄席
@旧亀井邸 三遊亭兼好独演会
旧亀井邸
2026/8/21 (金) ★発売日★
11/15 新潟・柏崎市 アルフォーレ特選寄席
落語四派 とっておき落語会
柏崎市文化会館 アルフォーレ
2026/8/22 (土) 19:00 特撰落語会 三遊亭兼好独演会 ムーブ町屋
2026/8/23 (日) 13:15【横浜】よこはま落語会
露の新治・柳家喬太郎・三遊亭兼好 三人会
神奈川県立音楽堂
2026/8/25 (火) 19:00【神戸】落語教育委員会 神戸新開地・喜楽館
2026/8/26 (水) ★発売日★10/25 三鷹・三遊亭兼好独演会 三鷹市芸術文化センター
星のホール
2026/8/26 (水) 18:00【広島市】
第71回生らくご会
落語教育委員会 in 広島 2026
東区民文化センター
2026/8/27 (木) ★発売日★11/28 栃木 壬生町・
立川志らく三遊亭兼好 壬生町夕顔寄席
壬生町中央公民館
(城址公園ホール)
2026/8/27 (木) 19:00【熊本】
第47回熊本よかちょろ会寄席
落語教育委員会
熊本城ホール
2026/8/28 (金) 19:00【福岡・久留米市】
落語教育委員会inくるめ
久留米シティプラザ
2026/8/28 (金) 【東京かわら版】連載「お二階へご案内~」 (東京かわら版9月号)
2026/8/29 (土) 14:30【鹿児島】
第3回KKB寄席 落語教育委員会
喬太郎・歌武蔵・兼好 三人会
カクイックス交流センター
2026/8/30 (日) 16:00 【長崎・佐世保市】
第41回 佐世保かっちぇて落語会
扇辰・白酒・兼好 三人会
佐世保市
中部地区コミュニティセンター

 一覧スケジュールに加えて三遊亭兼好師匠ファンサイトにも掲載しているGoogleカレンダーも掲載します。こちらは8月以降の公演予定、詳細情報もチェックできます。

 

いずれの公演情報もあくまでも個人で調べた内容です。最新の公演情報・販売状況などは主催者などの各公式情報も併せて確認されることをおすすめいたします。

8月公演ギャラリー

2026年8月~9月中旬までの公演チラシをチェック!
公演により既に予約や販売を終了している可能性もありますので、詳細は主催へお問い合わせください。
(問合せ先の情報は上のカレンダーからも参照可能です)

8月

8/1すーふぁむ落語会 三遊亭兼好独演会
8/4 しのばず寄席 夜の部
8/5 三遊亭兼好落語会噺し問屋 本所支店
8/6 しのばず寄席特別興行 兼好・京子二人会
五代目円楽一門会主催興行 令和八年 八月 両国寄席 ~夏の圓朝噺特集~ 番組
五代目円楽一門会主催興行 令和八年 八月 両国寄席 ~夏の圓朝噺特集~
8/12 なかの演芸長屋 兼好平日昼の独演会
8/13 【横浜】 第十七回 東京四派精鋭そろい踏みの会
令和八年 八月 亀戸梅屋敷寄席
8/18 【横浜】 三遊亭歌武蔵・柳家喬太郎・三遊亭兼好 落語教育委員会
8/19 兼好主催兼好独演会 人形町噺し問屋 その127
8/20 ~ 新体制発足記念落語会 ~ 五代目圓楽 一門会
8/20 祝傘寿 三遊亭好楽 大塚凱旋落語会 第124回 南大塚ホール落語会
8/20 【横浜】 第195回よこはま落語会 露の新治・柳家喬太郎・三遊亭兼好 三人会~第四幕~
8/26【広島市】 第71回生らくご会 落語教育委員会 in 広島 2026
8/27 【熊本】 第47回熊本よかちょろ会寄席 落語教育委員会
8/28 【福岡・久留米市】 落語教育委員会inくるめ
8/28 【福岡・久留米市】 落語教育委員会inくるめ
8/29 【鹿児島市】 第3回KKB寄席 落語教育委員会 柳家喬太郎・三遊亭歌武蔵・三遊亭兼好 三人会
8/30 【長崎・佐世保市】 第41回 佐世保かっちぇて落語会 入船亭扇辰・桃月庵白酒・三遊亭兼好 三人会

 

9月

五代目円楽一門会主催興行 令和八年 九月両国寄席 ~六代目圓生十八番集~番組
五代目円楽一門会主催興行 令和八年 九月両国寄席 ~六代目圓生十八番集~
9/2 三遊亭兼好落語会噺し問屋 本所支店その4
9/5 【宮城・白石市】 第13回碧水園落語鑑賞会~ほろ酔い寄席~ 三遊亭兼好独演会
9/6 【千葉・浦安市】 三遊亭兼好 独演会
9/12 けんこう一番!秋スペシャル 第38回三遊亭兼好独演会
9/13 第四十五回 三遊亭兼好 横浜ひとり会
9/19 落語教育委員会 三遊亭歌武蔵・柳家喬太郎・三遊亭兼好 三人会
9/20 【大阪】 第七回 大阪落語祭 中秋大吉寄席
9/20 【大阪】 第七回 大阪落語祭 中秋大吉寄席 番組
9/20 【大阪】 第七回 大阪落語祭 中秋大吉寄席
9/21 【大阪・寝屋川】 兼好×由瓶 ふたり会
9/23 【横浜】 よこはま落語会 柳家喬太郎・桃月庵白酒・三遊亭兼好 三人会~第三幕~
9/25 三遊亭兼好 独演会 ~ 兼好ランドにようこそⅢ ~

 

後記

先月も書いた通り、8月は落語教育委員会のツアーがあります。
下旬には地震があった熊本での開催予定もあったことを一覧作りで思い出しました。

現在のようなカレンダー形式で落語会の情報をまとめるようになって最初に熊本の情報を掲載したのは2019年でした。同じ主催ばかりではありませんが、過去に見つけた熊本の落語会チラシを載せてみます。

 

足を運んだわけでもないのに、公演情報を集めるうち知らず落語仲間の縁を感じる場所が増えました。毎年開催される主催者さんは、遠方でもしっかり名前を覚えています。

いつか行ってみたいという気持ちから親しみを覚えることもあり、災害の知らせには心が痛みます。
今はただ状況が少しでも落ち着くことを祈るばかりです。
とにかくお身体にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。




最近のAIとの距離感

1. AIを使う機会が増えました

以前も試していましたが、最近AIを使う機会が増えてきました。

遊びで画像生成してみるようなことではなく、より具体的な作業の支援役になってくれています。
ブラウザでの検索やSNSから収集していた情報を、私仕様に返答してくれるのがいいところ。

自分のタイミングで質問でき、途中で一度やめてもよし、わかるまで聞いてもよし。
質問を重ねていくうちに考えを整理できたりするところは、優秀な秘書か家庭教師のようです。1年も経たないうちにこれほど使い方が変わるとは自分でも意外でした。

単純に「AIが答えをくれるから楽」「AIはすごい」という訳でもありません。ただ、私にはメリットがすごくあるなと思います。

2. AIに感じたメリットとデメリット

AIを使って感じたメリットを考えてみました。

AIに感じたメリット

  • 雑談からマニアックなことまでなんでも気軽に聞ける
  • 基本的なことでも遠慮なく質問できる
  • 自分のタイミングで聞ける
  • 時間が経っても、何度でも聞き直せる
  • 人間に比べて感情的なぶつかりがない(心理的安心感がある)
  • 自分では見つけられない方法を知ることができる

兼好師匠の6月スケジュール一覧の記事を作った時は、ほぼ完成した記事の本文が消えてしまう事態が発生しました。以前にも同じようなことがあって気を付けていたのにとすっかり落胆。それで試しにGhatGPTに不安定なブラウザで作業しないで記事の管理もできる方法を相談してみました。希望の条件をやりとりして、いくつかの提案に質問したりして、ベストな環境に移行することができました。

この記事もそうですが、現在はObsidianという新しいツールを使って下書きをしています。記事の管理方法や書き進める手順も見直しました。新たな環境に慣れるまでもう少し時間はかかりそうですが、相談してみたことで苦手な作業が整理できました。
アウトプットする場所が散らかっていたことや、構成を考えるだけでヘトヘトになっていたことにも改めて気づけました。出たとこ勝負で始めたブログを書けない書けないと思いながらやり方をそのまま変えずに続けていたので、苦手な部分の負荷を軽くする仕組みにできたのは良かったです。

提案してくれた内容は、自分で探したら見つけられない方法や、かなりの手間と時間がかかるだろうことでした。自分一人で調べて頭で整理して作業することに比べて状況の整理が早く感じます。

AIの情報や処理能力が優れていることもありますが、AIとのやりとりが「会話をしている状態」であることで、より分かりやすく伝えようと言葉を考えること自体も効果が高いと感じました。

希望の内容を整理して提案してくれて、やりたいことをすぐに試せて、フィードバックしてさらに改善できる。
そして試している途中にわからない用語や手順があったらすぐでも後でもいつでも聞ける。モチベーションや集中力も途切れにくいと思いました。

社会人になってから新卒新人時代も過ぎると、初歩的な業務スキルの知識や効率化の方法、それを周りの人がどうしているのかなど、聞ける機会や環境は限られてきます。

職場で上司や先輩に質問するのは、聞くタイミングや人間関係で考えている以上に時間や心身の負担やコストをかけていたんだなと思いました。

もちろん大変な仕事を一緒に乗り越え成し遂げることでチームの信頼関係が高まる、相手を尊敬することもありますが、人手不足などでその余裕がなければ、信頼関係が生まれる前に不満や不信が生まれることもある。AIの効果的な使い方を覚えるとその摩擦は軽減できる気がします。

なにしろ私自身が忙しそうな人に聞くのも苦手、「こんなことも知らないの?」が顔や言葉に出る人は特に苦手なのです。

仕事に必要なら質問しますが、あからさまに態度に出る人へのストレスはなかなか大きなもの。
時間に追い込まれる職場では特に、お互い余裕が無く遭遇しやすくなります。
変なプライドで知らないと思われるのも恥ずかしいと足踏みするのも事実。
昔のことで変な汗が出てきます。

その点、AIは感情的な反応を返さない。学習のハードルも下がり精神的ストレスは低く感じます。上辺とはいえ寄り添った言葉を使うことに秀でているAIの対応は、うつを経験している身としては心理的な安心感が大きく感じられます。
家庭教師のように感じたのは、子供の頃よく話を聞いてくれた先生方を思い出したのかもしれません。

AIは(作った方々の設計によって)突然怒鳴ったり、八つ当たりしたり、人を見下す言葉を使うような対応はしません。自分のペースが侵食されず、丁寧な言葉で返答する。「質問がなければ放置」のスタイルでもありますが、「待つ姿勢」にも似て、結果的に見守り寄り添う対応に感じられました。

 


AIに感じたデメリット

次にデメリットとして「思っていたのと違ったこと」と「使う時に注意していること」を書いてみます。

思ったのと違ったこと

  • 教わった通りがベストとは限らない
  • 一瞬で完成することは多くない
    • 説明がわからなくて自分にイライラ
    • イライラはわからないことへの躓きの感情、思い通りにスムーズに進まないことへの苛立ち
  • 結局自分で考えることは必要

質問は普段会話するような言葉を使っています。いわゆる「定型のプロンプト」というものを学習したりしていません。耳にしたことがある条件付けなど、ある程度の基礎情報以外は「習うより慣れろ」でやっています。

そんなこともあり、最初の質問でベスト回答が返ってくるとは思わずに質問を投げかけているのですが、その結果長文が返ってきてやりとりが長くなり、知りたいことからずれることもあります。

自分が一番知りたいこと、やりたいことが正しく伝わっていなかったり、AIが蛇足の部分をより知りたいことと認識してしまうと一番欲しい情報は受け取れません。
できるだけ早く教えてもらうための質問の仕方、誤解の解く言葉の使い方も鍛えられます。

時々ネット広告で「AIを使えば仕事が一瞬で終わる」という言葉を見ていたせいか、やりとりが長くなって収集がつかなくなると「一瞬は誇大広告だな」と思います。
AIの問題というよりも、自分が追い付けない専門的な分野の用語が出てきたり、逆に知っていることを長々説明されることも。それを即座に伝えて修正できると考えれば「一瞬」ですが、意外とイライラすることもあります。

ただ、人に質問した時のように対峙していないのが楽ですね。苛立ったら、感情が落ち着くまで休憩をはさめるし、しばらく置いて改めて再開することもできるからです。相手のせいにする必要がなく、自分のペースに近づけられて、思い通りに進まないイライラから離れることができます。

新しい体験、知識だからこそ、思うように進むまで、体得するまでには少し時間はかかる。仕事などでずっと追い込まれているとそういう感覚、忘れがちです(笑)

一瞬で、思い通りのスピード感で、魔法のように作業が終わることはないけれど、確実に効率の良い作業環境が作れている実感があるので、思ったのと違ったけれど早く慣れてもっとよい作業環境にしたいと思える感じです。

注意していること

  • 正しそうな回答でも信じすぎないよう確認する(依存の回避)
  • 補助する道具と認識する(成長を促す家庭教師程度の距離感)

注意していることはAIに限らないことですね。ネットの情報、偽情報、詐欺などに注意するのと同じです。
そのなかでもAIは紳士的、親しみがある、信頼できそう、という言葉遣いから「上級の詐欺師の可能性がある」ぐらいに考えてもよいかもしれません。

新しく知ることは知る喜びがあります。けれども、人づての情報が正しいとは限らないのと同様にAIだから正しいとはいえません。実際のところ、驚くべき詳細な情報をもたらしてくれるので日々驚いていますが、信じすぎず、あくまで確認や判断の責任は自分に置くのも大切だと思いました。

携帯電話も小さく便利になり飛躍的に普及しました。でも、今では電源の切り方もわからない人まで使っています。AIももう同じ流れになっています。便利だからとなんでも質問する人もいるようですが、便利だからと鵜呑みにしない。頼りすぎない。AIだけに依存しない。警戒して使わないよりは、良い使い方を覚えた方がよいと思いますが、ネットに限らない本質的なリテラシーは持っていたいところです。

4. AIとのベストな関係は自分で作る

「成長を促してくれる優秀な家庭教師」 というのが今の私にとってのAIです。現在のベストな距離感といってもいいかもしれません。

AIはインテリジェンスなので、ある意味では「完璧な機械」ではなく「人のような相手」と認識しておいた方がよいと思うのです。騙される可能性がゼロではない存在というのも人と同じ。人間不信なんでしょうか(笑)

それほどにAIとのやりとりは自然な会話で成立しています。見た目だけでは信頼できるかどうかわからないという意味でも人との関係に似ていると感じます。

信じすぎず、依存せず、自分で判断しながら関係の距離を意識する必要があって、場合によっては別の人や別の情報で確認することも必要。これも家族や人間関係でも大切なことですね。

その一方で、学習支援の相手としては「優秀な家庭教師」です。スキルが付くまでどこまでもつきあってくれるのです。しかも「答えをくれる」というよりも「何がベストか一緒に考えてくれる」という感覚が「成長を促してくれる」と思えます。しかも感情的に罵ったり嫌味を言ったりしません。使い方によるとは思いますが、知りたいことややりたいことがあればアシストしてくれることは間違いありません。

経営者の人たちはもうすでに片腕としてAIを使いこなしているのだとか。ブログの下書きの他にも趣味の自由研究にも思いがけない情報をもたらしてくれて驚いています。そのうち「経営者と秘書」「研究者と優秀な助手」のようになっていくと面白いと思いました。

ちょっと古いですが、昔テレビで見ていた「ナイトライダー」のマイケルとキット(K.I.T.T.)ぐらいいけたら楽しいだろうなあ。

 

 

兼好師匠 2026年7月スケジュール(一覧)

地震 雷 火事親父

「地震 雷 火事親父」なんて言葉があります。「雷オヤジ」という雷を落とす父親イメージが昭和にあったからかと思いきや、江戸時代にはすでにあった言葉なのだとか。怖い順に並べた説や昔は台風を「大山嵐(おおやまじ)」「大風(おおやじ)」と呼んでいたのが親父になったなどの説があるそうですが、根拠はあいまい。令和は雷オヤジは存在しにくい世界になりました。

今年は梅雨らしい天気もあって6月は涼しい日もありましたが、
7月になる前に台風がいくつもやってきて、地震や火事のニュースも多く感じます。

マクラではよく「台風の日に寄席に来る客なんかいないと思ったら普段より多かった」なんて聞きます。かえってそういう日を狙う方もいらっしゃるのかもしれませんが、今年は台風の数がかなり多い予想だとか。
面白がっていられるぐらいでおさまって欲しいものです。

7月も兼好師匠のスケジュール一覧作りました。
よろしければご活用ください。

兼好師匠の7月スケジュール

2026年6月29日現在

公演日   公演名 会場
〜7/6 (月) 【配信】6/22〜7/6
代官山落語夜咄 Produced by 広瀬和生
三遊亭兼好『ねずみ』
晴れたら空に豆まいて
2026/7/1 (水) 18:30 夏の四景 《夜の部》 有楽町朝日ホール
2026/7/1 (水) ★発売日★
7/31 新宿末廣亭7月余一会 夜の部
兼好・円楽・万橘 三人咄
末廣亭
2026/7/1 (水) ★予約開始★
三遊亭兼好落語会噺し問屋 本所支店(8・9月)
本所松坂亭劇場
2026/7/1 (水) ★発売日★
9/13 横浜・三遊亭兼好 横浜ひとり会
横浜にぎわい座
2026/7/2 (木) 18:00 両国寄席 お江戸両国亭
2026/7/3 (金) 23:00◆CS放送◆
寄席チャンネル 《粋 らくご》
三遊亭兼好 「夫婦岩」(荻野さちこ・作)
 
2026/7/3 (金) 14:30【会津若松市】
第28回 三遊亭兼好独演会 ※昼公演
会津若松市立
生涯学習総合センター
(会津稽古堂)
2026/7/3 (金) 18:30【会津若松市】
第29回 三遊亭兼好独演会 ※夜公演
会津若松市立
生涯学習総合センター
(会津稽古堂)
2026/7/4 (土) ★発売日★
9/17 仙台・あおば寄席その148 落語教育委員会
仙台市民会館
2026/7/4 (土) 21:00◆CS放送◆
寄席チャンネル 寄席チャンネル 《鮮 あざやか》
楽天改メ 二代目三遊亭小圓楽 真打昇進襲名披露興行
※口上での出演
 
2026/7/4 (土) 13:00◆CS放送◆ 寄席チャンネル 《粋 らくご》
三遊亭兼好 「夫婦岩」(荻野さちこ・作)
 
2026/7/4 (土) 6:00◆CS放送◆
寄席チャンネル
鯛好改メ 三代目三遊亭百生 真打昇進襲名披露興行
※口上での出演
 
2026/7/5 (日) 13:00 『Oh!Edo寄席』 第1部 江戸東京博物館
2026/7/5 (日) 16:00 『Oh!Edo寄席』 第2部 江戸東京博物館
2026/7/7 (火) ★発売日★10/24 夢空間出発25年の会
「Five Wayの漢たち」
有楽町よみうりホール
2026/7/7 (火) 14:00 噺し問屋 本所支店その2 本所松坂亭劇場
2026/7/8 (水) 18:45 三遊亭兼好独演会 それでも兼好。VOL.7 日本橋公会堂
2026/7/9 (木) 18:30 初夏の夕涼み落語会
春風亭昇太・三遊亭兼好・桂宮治
めぐろパーシモンホール
2026/7/10 (金) (仮)【東京新聞】新釈 古典落語図鑑 (東京新聞 掲載)
2026/7/11 (土) ★発売日★9
/12 けんこう一番!秋スペシャル
第38回三遊亭兼好独演会
よみうり大手町ホール
2026/7/12 (日) 14:00【大分・宇佐市】
夏笑い兼好ばなし 音曲小すみ 紙切り八楽
宇佐市安心院地域複合支所
2026/7/14 (火) 14:00 兼好平日昼の独演会 なかのZERO
2026/7/16 (木) (仮)【山形・村山市】
むらやま落語を楽しむ会 三遊亭兼好 独演会
甑葉(しょうよう)プラザ
2026/7/17 (金) ★発売日★
10/17 町田市・鶴川落語会
らくご@鶴川 扇辰・兼好二人会Vol.3
和光大学ポプリホール鶴川
2026/7/18 (土) ★発売日★
10/10 新潟・三遊亭兼好 独演会2026
新潟市民芸術文化会館
(りゅーとぴあ)
2026/7/18 (土) 18:00 しのばす寄席特別興行 兼好・蘭二人会 その3 お江戸上野広小路亭
2026/7/19 (日) 13:00 【横浜】
第三十三回 東海道 神奈川宿寄席
横浜にぎわい座
2026/7/20 (月) 14:00 【仙台】
せんだい太陽劇団 飯田団地 ミニ寄席
TheSunTheater
2026/7/21 (火) 13:30 亀戸梅屋敷寄席 亀戸梅屋敷
2026/7/23 (木) 19:00 人形町噺し問屋 三遊亭兼好独演会 日本橋社会教育会館
2026/7/24 (金) (仮)★発売日★
11/17 三遊亭兼好・三遊亭萬橘 二人会
深川江戸資料館 小劇場
2026/7/24 (金) 19:00【神戸】勝手兼好18 神戸新開地・喜楽館
2026/7/25 (土) 27:00【BS放送】BS 落語研究会 ※土曜深夜  
2026/7/25 (土) 14:00【名古屋】てんぱく特選落語会 天白文化小劇場
2026/7/26 (日) 17:00 落語ドマーニ 2026《夜の会》 大手町三井ホール
2026/7/28 (火) 【配信】7/28 19:00~ 8/11
けんこう一番!第37回三遊亭兼好独演会
 
2026/7/28 (火) 【東京かわら版】連載「お二階へご案内~」 (東京かわら版8月号)
2026/7/28 (火) 19:00 けんこう一番!第37回三遊亭兼好独演会 文京シビックホール(小ホール)
2026/7/29 (水) 12:00 しのばず寄席 昼の部 お江戸上野広小路亭
2026/7/30 (木) 18:30 江戸落語を食べる会 歌舞伎座
2026/7/31 (金) 17:00 新宿末廣亭7月余一会 夜の部
兼好・円楽・万橘 三人咄
末廣亭
2026/7/31 (金) 11:30 浅草演芸ホール余一会 昼の部
三遊落語まつり
ふう丈改メ二代目円丈、楽天改メ二代目小円楽
真打襲名披露
浅草演芸ホール

 一覧スケジュールに加えて三遊亭兼好師匠ファンサイトにも掲載しているGoogleカレンダーも掲載します。こちらは7月以降の公演予定、詳細情報もチェックできます。

 

いずれの公演情報もあくまでも個人で調べた内容です。最新の公演情報・販売状況などは主催者などの各公式情報も併せて確認されることをおすすめいたします。

7月公演ギャラリー

2026年7月~8月中旬までの公演チラシをチェック!
公演により既に予約や販売を終了している可能性もありますので、詳細は主催へお問い合わせください。
(問合せ先の情報は上のカレンダーからも参照可能です)


●7月

7月1日夏の四景
会津若松 第28回・29回 三遊亭兼好独演会
令和八年七月両国寄席番組
令和八年七月両国寄席
江戸東京博物館 Oh!Edo寄席
江戸東京博物館 Oh!Edo寄席 日程表
三遊亭兼好落語会噺し問屋 本所支店その2
初夏の夕涼み落語会 春風亭昇太・三遊亭兼好・桂宮治

【大分・宇佐市】 夏笑い兼好ばなし 音曲小すみ 紙切り八楽

兼好平日昼の独演会
むらやま落語を楽しむ会
しのばす寄席特別興行 兼好・蘭二人会 その3
第三十三回 東海道 神奈川宿寄席 三遊亭兼好 落語の世界
【仙台】 せんだい太陽劇団 飯田団地 ミニ寄席
令和八年 七月 亀戸梅屋敷寄席
兼好主催兼好独演会 人形町噺し問屋 その126
てんぱく特選落語会 「三遊亭兼好・柳家わさび・三遊亭わん丈」
落語ドマーニ 2026
けんこう一番!第37回三遊亭兼好独演会
しのばず寄席 7月 昼の部
第129回 江戸落語を食べる会 三遊亭兼好 独演会

浅草演芸ホール 7月余一会 昼の部 三遊落語まつり 『ふう丈改メ二代目円丈、楽天改メ二代目小円楽 真打襲名披露』

 

●8月

【横浜】 すーふぁむ落語会 三遊亭兼好独演会
三遊亭兼好落語会噺し問屋 本所支店
しのばず寄席特別興行 兼好・京子二人会 その1
兼好平日昼の独演会
令和八年 八月 両国寄席 ~夏の圓朝噺特集~ 番組表
五代目円楽一門会主催興行 令和八年 八月 両国寄席 ~夏の圓朝噺特集~
【横浜】 第十七回 東京四派精鋭そろい踏みの会
令和八年 八月 亀戸梅屋敷寄席
【横浜】三遊亭歌武蔵・柳家喬太郎・三遊亭兼好 落語教育委員会
兼好主催兼好独演会 人形町噺し問屋 その126
~ 新体制発足記念落語会 ~ 五代目圓楽 一門会
祝傘寿 三遊亭好楽 大塚凱旋落語会 第124回 南大塚ホール落語会

【横浜】 第195回よこはま落語会 露の新治・柳家喬太郎・三遊亭兼好 三人会~第四幕~

イチオシ!

今回は少し先、夏の落語教育委員会ツアーのご紹介です。


東京・横浜では数か所の会場で度々開催されている「落語教育委員会」
元は柳家喜多八師匠、三遊亭歌武蔵師匠、柳家喬太郎師匠の三人会として始まりました。この会は、落語の前に「携帯電話の電源OFFを促すコント」があることで有名です。

喜多八師匠が鬼籍に入られた後、メンバーに加入したのが兼好師匠。実力あるお三方の落語はもちろんのこと、時に時事ネタを交えた新作コントもおすすめの落語会です。兼好師匠の珍しい洋服姿が見れたり、歌武蔵師匠、喬太郎師匠のキャラが立っているコントは、落語より準備をしているという噂です笑

関東では前々から人気の会でしたが、この数年は関東以外でも開催もされるようになりました。広島から九州各地での公演は夏の恒例、今年は神戸の喜楽館でも開催されるそうです。9月には仙台、詳細未確認ですが11月には北海道ツアーもある模様です。

お近くの開催があれば必見の「落語教育委員会」
8月25日の神戸から8月30日までのツアーが今回のイチオシ! です。
コントを楽しみにされている方は、開演時間に遅れないようご注意ください!

公演日 公演名 会場
8/25(火) 19:00【神戸】
落語教育委員会が関西にやってきた
神戸新開地・喜楽館
8/26(水) 18:00【広島市】
第71回生らくご会
落語教育委員会 in 広島 2026
東区民文化センター
8/27(木) 19:00【熊本】
第47回熊本よかちょろ会寄席 落語教育委員会
熊本城ホール
8/28(金) 19:00【福岡・久留米市】
落語教育委員会inくるめ
久留米シティプラザ
8/29(土) 14:30【鹿児島】第3回KKB寄席
落語教育委員会 喬太郎・歌武蔵・兼好 三人会
カクイックス交流センター

※公演詳細は上に載せた公演カレンダー、またはファンサイトのリンクからご確認ください

【広島市】 第71回生らくご会 落語教育委員会 in 広島 2026
【熊本】 第47回熊本よかちょろ会寄席 落語教育委員会
【福岡・久留米市】 落語教育委員会inくるめ
【福岡・久留米市】 落語教育委員会inくるめ
【鹿児島市】 第3回KKB寄席 落語教育委員会 柳家喬太郎・三遊亭歌武蔵・三遊亭兼好 三人会

 

後記


先日出かけた落語会で秋の会の早耳情報を教えていただいたのですが、後から聞いたら今年の秋ではなく来年の秋の情報だとのことでビックリ!師匠のスケジュールにも驚きますが、落語会を開く皆様も日程合わせが大変そうですね。
チラシを見つけては喜んでいますが、私が見ている情報は準備に準備を重ねてやっと表に出ているものなのだとつくづく思います。