直子の部屋

笑ったり泣いたり踊ったり暴れたり推し事したり。

2024-01-01から1年間の記事一覧

ChatGPTを使ってみた:対話から感情の整理まで聞き方次第

前回の記事からChatGPTを試しています。 日常生活でAIを使う必要性に迫られることはありません。仕事上で即活用できる可能性もあったでしょうが、何年も「それどころではない」環境にいて日々をこなすことが優先でした。そんな中、落合陽一さんが出ている動…

静岡の伝統芸能と演芸:昭和38年の演芸プログラムから見る歴史のひとこま

静岡の芸能史を知りたくなって 先日、国立劇場の図書閲覧室へ行って、「静岡県芸能史」を読み、静岡県内の伝統芸能について興味深い情報を得ました。徳川家康と能楽の縁が深く、『駿国雑志』にも関連する記録が多く残っていたそうです。また、歌舞伎について…

国立劇場の桜

先日国立劇場の桜を見てきました。 今年も変わらず見ることが出来たのは幸運。建て直しで敷地に入れなくなるかと思ってました。桜を楽しめる時期に来る機会があるかもわからなかったので桜に逢えたのはうれしいですね。劇場は閉場中ですがお花見される方で賑…

4/3 三遊亭兼好師匠 推し活カレンダー更新 しました

推し活カレンダーを更新しました♪ 【推し活カレンダー】三遊亭兼好師匠ファンサイト 更新作業は本来とても楽しいものなのですが、作業時間が作れないと溜まります(笑) 兼好師匠のスケジュールは年間通して数は多いので更新する甲斐がある(?) のですが、な…

劇場閉場後の記事が薄くてヤダヤダ

国立劇場が閉場したまま工事が進まないことに苛立っている的な記事を読んで苛立つ。役割として必要な記事なのだろうが、記事が薄い、というか数ヶ月同じ話の繰り返し。誰に頼まれて書いてるのか聞きたくなってしまう。 という個人的感情整理の記事です。アク…

また100年目、志ん生の娘 美津子さんを妄想してみた

ネットで志ん生の遺産トラブルらしきニュースの見出しを見かけた。アクセス数に加担したくなく数日開かないようにしていたが、どうしても違和感があって目にする度に苛立つので見てみる。ああ、やっぱ文春か。偏見は良くないが、煽ってくる見出しを見る度に…

古地図扇子で今昔半蔵門を楽しんでみた♪

以前から愛用している「大江戸今昔めぐり」という古地図アプリのキャンペーン記念品が届きました。古地図扇子です。 古地図は好きだけど古地図の扇子ってセンスはどうなの…という脳内駄洒落を吐きながら眺めていると大好きなスポットが収まってる!! ヒント…

慶喜公ゆかりの地を小和田哲男先生がご案内 in 静岡

体のあちこちにガタがくるわ、家電が壊れるわと日常が面白いほど壊れております。今一番不便なのが肩まわりの痛み。ちょっとしたことで激痛でキツイ。しばらく続くから対処療法しかできないのもしんどい。湿布かぶれる。着替え一苦労。同じ姿勢でいるのもだ…

寄席で聴ける圓朝伝を望むのは贅沢かしら

2024年3月中席(11日から20日まで)上野鈴本演芸場の昼席にて主任(トリ)を勤められる三遊亭志う歌師匠。期間限定で「新版 大圓朝一代記」を公開されています。寄席の高座ではなかなか見ることができない大作ですのでぜひ。 明日から!10日間みっちり勝負す…

兼好師匠推し活カレンダー更新しました

自家調査している兼好師匠の落語会情報を更新しました。 推し師匠3月のスケジュール 東京かわら版が届くと翌月の推し活カレンダーのチェックと仕上げ。推し活に定期購読が加わってからそんなルーティンになりました。3月号の表紙は題字がついに横文字!新真…

落語会チラシ推し活実験 & つれづれ

自由研究ネタが続きましたが、今日は推し活の話。 以前好きな師匠を「推し」と呼ぶか?という記事を書いたのですが、以外と推し活の記事を見に来てくれる方がいるみたいです。 entsunagi705.hatenablog.com でも正直推し活のことをあまり書いてないですよね…

静岡・入道館 その3 昭和初期の静岡寄席興行

かつて静岡市内にあった「入道館」での寄席興行のエピソードを六代目三遊亭圓生『寄席切絵図』の中からご紹介。今回は関東大震災を経て昭和に入った頃の静岡興行の話。前回の大正10年の話もよろしければお読みください。 entsunagi705.hatenablog.com 昭和初…

寄席・落語家の100年を知る推薦図書?(個人比)

今回は寄席・落語家の100年資料といえる書籍感想つれづれ。 橘左近『東都噺家系図』 前回六代目圓生若手時代の静岡興行に触れた。entsunagi705.hatenablog.com 一座の多くは当時の若手だからか詳細不明。四代目橘家圓蔵の一門について調べたく橘左近著『東都…

静岡・入道館 その2 大正時代の静岡寄席興行 

先日紹介したかつて静岡にあった寄席「入道館」のお話をまた。 entsunagi705.hatenablog.com 四代目橘家圓蔵が静岡・浜松によく行ったことから弟子の六代目圓生も若い頃一緒によく行ったそうで昭和初期まで静岡の七間町にあった寄席「入道館」へも大正時代か…

『東京人』+『寄席切絵図』=落語界今昔100年

静岡の寄席話からちょっと脱線して午前中に圓生師匠の『寄席切絵図』の神田の項を読む。東京の「入道館」のことが書かれていたからだ。 entsunagi705.hatenablog.com 神田には白梅亭、立花亭という有名な寄席があったとか。噺家が団体を結する前からの話が書…

圓生が興行していた静岡の寄席「入道館」

久しぶりに静岡の寄席話を。 六代目三遊亭圓生師匠が残している本には寄席や寄席の楽屋話の記憶を残そうという趣向のものがあり生の高座へ足を運ぶのとは別に個人的に大変好み。 その中で先日から時々名前を出していた『寄席切絵図』に静岡の寄席や興行をし…

林家彦いち『楽写』楽屋語録と『楽屋顔』 寄席の見えないルーティン

先日 林家彦いち師匠の『楽屋顔』を改めて手にして感触を確かめたくて元になった単行本『楽写』入手。 楽写 文・写真 林家彦いち(小学館) 写真は映した紙の手触りや大きさで印象が変わる。 画像も何で見るかによって印象が変わるけれど紙を再現することは…

現存最古のコミカル志ん生

以前みつけた落語好きのご主人が営むカフェに再び伺った。 entsunagi705.hatenablog.com 今回は他にもお客さんがいたので先月行けなかった落語会の話を少しだけしてお暇することに。 お会計をして、前回聞けなかった書籍の名前だけ聞いてさて帰ろうとしたと…

楽屋顔の正楽師匠

なぜか定期的に見る過去の深夜枠落語番組「落語者」 まだ生の落語を追いかける前に放送されていた番組ですが今でも人気の師匠達の落語とトークがあって何度見ても楽しめます。 林家彦いち師匠の回を見ると毎度手にするのが『楽屋顔』 師匠が楽屋で撮った噺家…

100年前に落語協会設立した 五代目 柳亭左楽師匠に興味を持つ

落語協会誕生100年までまもなく。 残念ながら裁判に発展してしまったトラブルを見てこのタイミングで分裂するような動きがを心配していたのだけれど実はこういうことが落語の世界では初めてではないことは知っている。 100年前、東京の落語界にはいくつか団…

推し活カレンダー更新&つれづれ

2月になりました。兼好師匠の公認サイトのスケジュールも更新されておりました。 落語界の革命児、偉大なる噺家・三遊亭兼好を応援する人々 推し活カレンダー(非公認)も随時更新しております。ブログに書くときに表記が定まらなくてすみません。 三遊亭兼…

権太楼・円楽・木久扇 がんサバイバー師匠達

柳家権太楼師匠は母と同じ生まれ年でがんとの闘病時期も同じ頃と知って新聞記事や本を読んだ時期がある。 師匠は闘病のこともマクラですることがあるが偶然見つけた動画で、より具体的に聞けた。 「死んだら言い訳できないからさ~」 この言葉が笑えて沁みる…

「落語の世界」を読んで笑うも落ち着かず

今日もパワハラ裁判の言葉に躓いているので現代から目をそらすことにしてみた。 昨年自由研究をしていた三遊亭圓朝も騒動を起こしたことがある。それがきっかけで東京の寄席から降りたのだが、その時も騒動に発展した原因は弟子たちが秘密裏に進められなかっ…

煽り合ったりして協会100年を前に分断しませんように。

今日もSNSで目に入るのはパワハラ裁判の続き。 脳の危機管理機能を一時的にストップさせたい。せめてキーワードを排除させたい気分だ。 entsunagi705.hatenablog.com 判決が出て80万円をネタにイジリからかう輩が元兄弟弟子をいじっている。呆れるとともに嫌…

昨日の出来事 B面雑感

昨日は正楽師匠の訃報に心揺れた。 SNSのタイムラインに演者さんからもお客さんからも流れるそれぞれの師匠との思い出と作品をずっと見てしまった。形に残る芸はこういう形で寄席以外で目にできるんだなと実感した。 太神楽の鏡味仙三郎先生、寄席文字の橘左…

増田太次郎『引札繪ビラ風俗史』から

最近読んだ本の巻末で興味を持った本を読んでいる。 2冊あって両方とも青蛙房さんの本。 今日はそのうち一冊から。 引札絵ビラ風俗史 (青蛙選書) タイトルに惹かれた通り、頭から30ページでもう楽しい。 「引札」とは今でいうチラシ(配る広告)、「繪(絵)…

情報で傷つかない心を守る選択を

コロナの制限が落ち着いて年末年始の帰省もできる。 そんな新年の元日から地震と災害、そして航空機事故まであって当事者ではないのに不安な気持ちになる。 人としてどうかと思ったけれど昨年からの体調を考えて、意識的に情報を入れる量を減らして過ごした…

十代目 金原亭馬生「道具屋」

年始初めて寄席に行った後伺ったカフェ。 以前落語会があると聞いたことがあったのを思い出して帰りに伺ってみると、営業していたのでおじゃましました。 落語会の話題を出すと、ご主人が落語がお好きで始めたのだそう。早々に話に花が咲き、落語や地元の話…