直子の部屋

笑ったり泣いたり踊ったり暴れたり。

静岡市歴史めぐりまち噺し

夏に書いた圓朝師匠の静岡興行
いまだに読みに来てくださる方がいてうれしいかぎりです。

その後に深掘りする機会は減ったものの、圓朝師匠にゆかりのある人々にも俄然関心が向くようになりました。
先日はNHK知恵泉で取り上げた陸奥宗光に飛びついて録画。どちらかというと縁があるのは父の伊達千広翁なのに。

静岡興行のことを調べるうちに、近代から現代の政治の仕組みが立ち上がる時期や産業の発展がものすごいエネルギーで動いたのを知って、時代ごと面白くなりました。

当時の時代の流れがわかってくると圓朝が作った作品、出てくる場所、関わる人の見え方が違ってくる。
圓朝の人との関わり方、取材の仕方がそのまま作風に出ている感触もあって、圓朝自身は静岡で暮らしたわけでもないけれど、圓朝と静岡双方に縁がある人は一段と興味を持つようになりました。

単純に落語好きとして、山岡鉄舟渋沢栄一井上馨といった圓朝ゆかりの人達(明治の御一新で大活躍した政治家・実業家達)が何人も静岡にやってきているのを知るだけでテンションが上がるということももちろんあります。徳川慶喜公との交流は勝手に想像も足しているけれど知れてよかったエピソードです。

圓朝が静岡興行した寄席さがし その3 圓朝が見た景色 - 直子の部屋

 

一方で最近SNSで知って追っているのが、桃月庵黒酒さんのお伊勢参り旅日記

東京から伊勢に向かう途中のポストを偶然見たら実家近所の昔からあるホテルが映ってた。最近リニューアルしたらしいけど妙に懐かしくてその後も旅路を眺めています。

そのホテル辺りはかつて有名だった二丁町遊廓があって、吉原より先にあった、後に一部が江戸の吉原(元吉原)を作る際に移された、残った場所が二丁町遊廓と呼ばれたなんという説がある場所。江戸時代も吉原にも劣らないと有名だったのだとか。暮らしていると無意識でいましたが、たしかに東海道の旧道にも新道にも沿っていて旅路の途中になる場所。

 

Utagawa Hiroshige | 東海道五十三次 府中 二丁町廓之図 | Japan | The Metropolitan Museum of Art



子供の頃はまったく知らず町のイメージはまるで違いましたが、落語を聴くようになって、そんな近所に遊廓というものがあったのか!と驚いて、改めて興味が湧いたり。
吉原が元は人形町にあって元吉原と言って、その元吉原がどうやってできたか・・・というところまでいってようやく繋がるので興味がある人は少ないと思われますが(汗)

好きな記事→ 静岡市の遊廓~二丁町を歩く | 縫製工場の親父と柴犬

 

 

興味があることに目を向けると、今更ながら生まれ育った静岡は面白い場所です。

歴史的にも、文化的にも、もっと見つかりそう・・・
と思っていたら、静岡新聞の記事でローカル番組の名前に引っかかっりました。


静岡市歴史めぐりまち噺し」


名前が臭う。「噺し」が臭う。落語臭がする。

落語って何?いつから始まったの?世界に誇る伝統芸能を3分で解説 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

 

調べてみると静岡市内の歴史ある場所を紹介する番組でした。
徹底的にローカルです。城跡、寺院を始め多彩なラインナップ。
ラッキーなことに過去放送がYouTubeアーカイブされている!

しかもナレーションは春風亭昇太師匠。
番組タイトルに「噺し」があるのも納得。


www.at-s.com


放送内容を辿ると・・・

夏に調べていた慶喜公や鉄舟に縁が深い寺院もいくつも紹介されている!
興津の別荘地まで取り上げられてます。
「どうする家康」に登場する人達縁の場所も!

地元を知る人にはよく知った場所も登場。
でもたしかに、どんな歴史があったのか知らないまま今に至る場所ばかり。

 

youtu.be

ミニ番組で1本の時間が短くて見やすい。
ネット検索や書籍とは違うまとまりの良さ。
慈悲深く美しい仏様や寺宝を映像で間近に拝見できるのがうれしい。
遠方に居ても楽しめる。
生まれ育った場所の学び直しもできそう。

テレビは見逃すと知りたかったものが流れてしまうから、配信がある世の中になってありがたいと思うけれどまだまだ期限付きも多い。
動画を残していただけると大人の自由研究にはうれしいし、情報も知れて足を運びたくなる。

少しずつ、興味がある順番に番組動画を楽しませてもらおう。
まずは静岡と昇太師匠がお好きな方におススメです。