直子の部屋

笑ったり泣いたり踊ったり暴れたり推し事したり。

情緒と情報

ひとつ前に書いた動画視聴の話の文章が
変な調子になってしまった。
時々ある現象でまだ直せない癖なのでそのままにしますが。

 

entsunagi705.hatenablog.com

 

今日はやや続きの話。情報の取り方と情緒の安定はちょっと関係がある気がして、気が付いたことを書きます。相変わらずつれづれ方式です。

 

この数日 YouTubeでまとめて動画視聴をしてます。
今ハマっている話題はお金や仕事や働き方とか、どちらかというと関心あるけどじっくり勉強するのは得意ではない内容。
見ようとすると気分にムラが出るけど、知っておいた方がいい場合、
再生速度を聞き取れるギリギリ最速にすると、余計な感情を抱かずに聴けることを発見。

情報を集中的に学習するのに動画は効果的。
でも人気の動画には広告もつきまとう。動画もサクサク見て、その流れで即スキップ。
広告への興味も感情の一部。情をかける必要がないものを流す。

最近多いらしいタイパ視聴もたしかにアリだなと思う。

 

SNSも「見てしまっている」ことが多くて、
やりたくないことが多い時ほど手慰みになってたかもしれない。

それがダメということでもないけれど、いつまでもそれしてる場合じゃないのに触っている時がある。

 

推し活や落語といった興味があるもの用に使っているX
感覚的に見てしまうInstagram

Xはコロナ禍に入った頃にこしら師匠の言葉をきっかけにタイムラインの環境整備をしたので、演芸情報や楽しい話題が多く、トレンドも追わずスパムは報告を徹底しているので生活が変わってもあまり影響がない。うっかり良い話を読みに行って自己啓発系にも遭遇するが、最近流行の長文はTwitter時代に鍛えられて読んでいられないので影響は少ない。

逆にInstagramは亡くなった家猫写真から始めたせいもあり、感情が反映されまくっている。

去年あたりから体調のことが気になっていて、Instagramは動物や癒し画像やと一緒に、HSP発達障害アダルトチルドレン、うつ、心理学、占い、在宅ワーク、転職、才能、なんていう悩んでいる感満載のおすすめが出てくる。

 

おすすめを改めて見るとむしろ体調が悪いと誤解を抱くラインナップで
そのほとんどが情報提供ビジネスTips系。
内容そのものは興味深いものも多いけれど、わかっていなかったら何か障害があるかもと思い込まされてしまいそう。

 

目に耳に入ってくるSNSは、コントロールしているつもりでも情緒にすさまじく影響してそう。むしろ今は選んだ情報を収集されてお好みを集めてくるシステム。気になったことをポチることで、欲しいだろう品を見せてくるし、過去の黒歴史を掘り返し、悩みを不必要に深くしてしまう。

メンタル面で病んでしまうことには情緒が関係している。
情報を見て感情を働かせると、前向きでも後ろ向きでも感情の波が発生する。

波立って落ち着くには時間が必要になる。
情報を入れる時に感情の波を立てない術を持っていると、余計な波を立てずスピードがだせるのかもしれない。

情に深いとか他人に振り回される自覚があるなら
味わいたい時と割り切りたい時の使い分けをするとか。


昔からコロコロと気分や興味が移るタイプだという自覚があって
のめり込んでは急に覚めるのも気分屋の性格だと思っていたのだけれど
無意識に受けている影響への適切な対処方法を知らなかっただけかもしれない。

SNSだけでも見るもの聞くものから情報の視野が絞られてしまうのだから、いつもテレビをつけているとか、いつも親が怒っていたとか、周りで大声出す人が多かったとか、親や兄弟の世話ばかりしていたとか、上司の機嫌をとることが多いとか、一番身近で時間を使っていることから受ける環境的な影響は大きい。

良い影響も悪い影響も誰かの感情的な言葉や表情で見てきた気がする。
代わりに自分の情緒を見落とす程の環境や状況になると、情報も見誤るのかもしれない。