直子の部屋

笑ったり泣いたり踊ったり暴れたり推し事したり。

ことしも落語にありがとう2022

昨日は午後から毎年恒例『噺の会』でことぶ季亭でした。
年に一度だけお手伝いする落語会。
今年はアフター交流もあって「あ!直子さん!」とブログの話題を振られて
慌てて書いています(嘘です)

年末になるとネット上の落語ファンのお仲間が一年の振り返り投稿を始めます。
1年で聴いた噺の数を数えるタイプではないので、みなさんの投稿を見て楽しむタイプなのですが、
「兼好師匠の出演情報をツイッターで挙げている人ですよね」
と声をかけれられビックリする率が抜群に高いのが毎年落語納めになるこの会。
終えた翌日の大みそかに暮れのご挨拶と振り返り投稿を見て年の瀬の感慨が沸くようになりました。

 

お手伝いしているこの会は雰囲気が好き。大好きな兼好師匠の一門が揃っていて、お楽しみ抽選会があったり演者の皆さんのこの一年をチラッと聞けたりファン同士の交流もある。知った仲間、新しい仲間と大団円気分で年の瀬が迎えられる。落語にハマった要素がギュッと詰まっていて、帰りに余韻を引く日です。

畳に座椅子でお尻は痛い。一門の弟子が増える度に会が長くなるのにみなさん楽しみにしています。
兼好師匠の落語はもちろん、各々の一年を感じるお弟子さん達の高座も楽しく、お囃子さん時代からゲストの色物を務めていらした桂小すみさんの三味線と唄(今回は尺八も)で師走の疲れた耳も癒されて幸せになる空間です。

しかも今回はお楽しみ抽選会最後の一品が当たった!!!
最近は会のお手伝いをしているので、抽選会もどちらかといえば当たりたい気持ち半分で様子を見る感じなのですが、この一年がなかなか明るくなれなくて『富久』聴いて共感した後に・・・気持ち良かった(笑)

もとから明るくはない性格なのでそんなに陽の氣にはなれないのですが、暗い方に引っ張られていたのもそろそろ終わるかもしれない。
そんな気にさせてくれる扇子に書かれた言葉が沁みました。

 

自分で書きたいことをこっそり書くためにブログを作ったのに、残ると思うと書くもんじゃない、気の合う人達と言ってりゃいいよねと思うことも多くあって、思わず意見したくなることをワッと書くブログになりかけておりますが、落語の旅とか、やってみたいこととか、来年はもう少し自分の部屋らしく自由になにか書けるといいな。

根は暗いのですが、たまのポジティブさと落語が不思議と合わさって楽しいことも多いので、なんでそんなに落語を聴くのが楽しいのか、とか落語は聴かないあそびの時間とか始めてみたいなぁ。書くよりしゃべるとか集まるとかの方が良いのですが。

落語界隈の話は楽しく話せる仲間でやれることを雑多にやりたい。

今はそんな気持ちです。

噺の会を主催している白蛇伝店主に来年相談してみようかなぁ。

goo.gl


今年もこの数年に輪をかけて兼好師匠を追えなくて泣くこともできない(気持ちの)余裕のなさでしたが、大好きになった国立劇場国立演芸場の定席へ伺ったり変わった趣向の落語会へ伺ったり落語旅へも行けたりと少し違う落語の楽しみ方もできました。

しんどい時に寄席や落語会に行って笑って持ち直せたおかげで
なんとかあれやこれやを投げ出さずに一年。ことしも落語にありがとう。

兼好師匠、今年高座を拝見した演者のみなさん、落語仲間のみなさん、落語会を開催してくださったみなさん、劇場会場やチケット販売に携わっているみなさん、そしてこのブログやTwitterを見てくださったみなさん、こっそり大変お世話になりました。
来年が過ごしやすくより明るい年となりますよう願って、ブログ上ですが心の三本締めを。

年末年始も懲りずにつぶやいたりしゃべったりしているとは思いますが
皆さまお身体に十分気をつけて良い年をお迎えください。

年明け初席でまたお会いしましょう。← すぐだなおい!