「先輩達はいつも格好いい」
笑顔が素敵な99歳点字ボランティアの先輩
婦人公論で読んだ加藤登紀子さん、大崎博子さんの暮らし
なにより読者体験手記の物語
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昔から先輩達が羨ましいと思うことが多かったけれど
仕事ができる人だからとか
お金持ちだからとか
ビジネスで成功しただから
という理由で憧れたことは一度もなかった
ボランティア活動がお互いの支えになっているんだと
心が動くシーンがあって
以前ボランティアで掃除をしていた頃を思い出した
お給料を貰う程の仕事に戻るには自信がなくて
できることで社会復帰しようと始めたものの
体調も不安定で 不定期に行ってもそそくさと帰っても
言葉を交わしてくれる方がいて
季節ごと花が咲いて
日中に外で体を動かせられて
当時は大変だった日もあったけれど
健康には良い時間だった
仕事と両立は難しくなってやめてしまったけれど
お互いに「ボランティアしてもらっている」と思えたら
生活にお金は必要だけれど
お金とは別の感謝があつまって
あの笑顔になるのだろう
体を壊した時も、家族を亡くした時も
誰かの助けになりたいと思う時も
何度も大事に思っていたことを度々忘れて
先輩がまた教えてくれる
速さを求められることに動悸が起こるんだなぁと
改めて思い出した
うつで働けなくなった1年
先に老後体験ができたと思えばいいと
失礼なことを思ったけれど
今から大先輩達の暮らしをお手本にしてもいいのかもしれない