直子の探求時間

気になること、落語のまわりなど

12/3 つれづれ マイナ保険証とか悪質ホストとか

どうでもいい話も書いてこ。ということで。

見たニュースにぐだぐだ持論。

マイナ保険証の話題。いよいよこれまでの保険証なしで動く方向になってきた。

早くから設備投資して読み取り機導入した病院とか、昨日今日の病院受付の様子とか「みんな戸惑っている」という内容をテレビで流してる。

マイナ保険証は預からない方針という福祉施設も出ているとか。

当然だろうね。

 

といっても政府を責めるとかじゃなくて

想定して準備しているはず。

このタイミングで全部完璧にする段取りじゃないと思う。

 

新しい仕組みを生み出す側は、無いものを作っている。
世間はなんだかそれを考えていないのかな。
そう思わせる内容を放送している。いつものことか。

 

新しいシステムは拒絶されやすいし、試行錯誤してアップデートされる。

システムとはプログラムじゃなくて運用も含めた仕組みのことなんで。

それがもし、福祉施設で高齢者を預かる人達を一切想定していないで保険証の仕組みを考えているのがマイナ保険証のプロジェクトだったとしたら、構成員が悪すぎるし、中心の賢いはずの人が賢くないということ。

これまでの保険証の新規作成ができなくなった機能が仕組みのゴールではないので見守りたい。

この事業に関わっているチームがこれから取り組むことは、しばらくは課題を洗い出して対応していくこと。管理する側と利用する側双方で使いやすいものにしていってほしいものです。端末も進化するでしょう。多分だけど。

マイナンバーで管理していくことのデメリットを気にしていた人も多いだろうけど、メリットを最大化していくシステム構築もなかなか大変なはず。意外と官公庁ってそれぞれだったりするらしいし。

 

気になったこと。テレビの報道が世間で呼ばれている通りの「オールド」なスタイルで通しているのが解せない。明治時代の新聞時代から続く伝統芸みたいな反論調はそろそろ事をわかりにくくして誤解を招く伝え方だということを受け入れてほしい。むしろ、導入しやすい段取りや良い例を紹介する方に力点を置いて欲しい。

ネットメディアがわかりやすいわけでもなく、どちらも不快になることも多くもやっている。危なっかしいと思っていた兵庫県知事の選挙後も、本来なら驚くべき状況だけれど驚かない展開。好みの有名人が言うことなら何でも乗ってしまう人が多いことに不安を感じる。

 

偶然見た「仰天ニュース」で、悪質ホストにハマってしまった女子大学生とそのご家族の話を再現ドラマで見る。もはや時効の話だけれど、若い頃って似たようなことに遭遇するんだな思って見た。といってもホストではない。

進学で地方の親元から離れて関東に来た。都心に遊びに出掛けた時「キャッチセールス」で軟禁されたことがある。契約しないと店から出さない手口。東京も知らない、契約書書くような買い物もしない二十歳そこそこ。渋谷のセンター街がキャッチセールスのメッカ(死語)だということは後から知った。渋谷も新宿も今や綺麗になったもんだと思う。年取ってそれほど出かけない街になった。今年よく聞いた「ホワイト案件」みたいに、入口の見た目綺麗で中は危ないままの場所もあるんだろう。

ホストにハマった女の子は契約できる年齢になったばかりで知識が薄く、真面目で責任感が強い。ターゲットになりやすい条件なんだそうだ。親に咎められると連絡を取らなくなる可能性がある。まさに地方から出てきた当時そのもの。ターゲットになるとは恐ろしいことだ。

当時の事は忘れかけていたけれど、「真面目で責任感がある」ことが騙す側には好都合だということは、信頼できる人に教わるまで自覚がなかった。真面目に受け取って責任を取ろうとする以外の方法はないと思っていた。案外ぼんやりしていた。

キャッチセールスの他にも今もあるように電話がかかってくる方式とか資格勧誘とか宝飾品とか絵画見ていきませんかとか思い出すといくつもそんな目にあった。軟禁解放後にクーリングオフして逃げきったりした。半分ロマンス詐欺っぽいところを見たこともあった。女性には優しげな男性担当が付き、遠い方のテーブルには男性客に女性の担当者がついていた。ノルマに同情したこともある。考える程ヤバい。今より景気の良い時代だったから?カモだったから?今の体調不良に影響を及ぼす黒歴史だったことには違いない。それだけじゃないんだけど。

今考えるとわかりやすく人が良すぎるし、狙われても当然だなと思う。そういう人種に捕まらなければ素直な良い子だけど、物欲もない純朴な子どもとはいえなかったから極めて危険だった。家族関係が不全だったにしては無事だったかもしれない。

あの女子大生への対処として、親が咎めないこと、過干渉になりすぎないよう一定の距離を置くこと、と保護団体の人や医師が親御さんに伝えたことは正しいと思う。過干渉な親に自分の考えを否定されたら親には絶対に頼らないと決める。親の干渉が自分の判断力の成長を妨げる。昔の自分だ。

でも今や詐欺メールは見分けられるようになって電話勧誘は一切来ない。カモにもならない条件も揃っている。どこからそうなったのかはっきりしていないけれど、人の助言を受けたのがきっかけだった。責任感があるからといって一人でなんとかしようとしてはいけない。

今もし人に言えない悩みがあって、親にも友達にも相談できないなら、割り切ってトラブルに関連する相談窓口に相談した方がいいこともある。金銭、人間関係、体調の不具合の中で、10代20代が脆いところは恋愛なのかもしれない。人間関係から金銭、体調とトラブルがつながっていく。断ち切る判断は自分にしかできないが、思い込みを外すには助けが必要なこともある。

自分に自信がまだ持てなくて、優しい相手がホストだとわかっていても、自分を信じるより相手を信じてしまう。そんな自分の判断を否定されたら親でも敵。真面目が仇になる。

自分は大丈夫と思っている時が危ないけれど、思い出すと手口も騙してくる人の態度もトラウマになるぐらい情報量稼いでいたなと思い出した。仕事や経験から身に着いた情報収集の仕方もある。委ねた先での情報漏えいは防げない。個人で自分の情報を守る方法も身に着けつつ、高齢になって身の回りのことを人に委ねなければならない時どうするかは考えたい。

直近では突然倒れて病院に運ばれるようなことがあって、マイナ保険証しかなかったらどうすればいいのだろう?意識を失って目を開けなければ顔認証できない、パスワードも打てない時は?

それぞれが想定して発信したり調べたり問合せたりはしばらく続くことだろう。新しい仕組みは落ち着くまではなんでもそうだ。いつだって騒ぐのは始まってから。始まる前には始まることも知らないし、未来に便利になったら始まった頃なんて忘れてる。

IT業界な時代に見た大混乱のメガバンク統合が懐かしい。細長い給与明細を手書きで毎月80人分書いてたのをパソコン導入したあの日も懐かしい。ポケベルの暗号読み解いてたのがガラケーになってスマホになって劇場で電源切れない人が増えたりして。文字のやりとりで炎上してそれがお金になって選挙まで動かしてる。仕組みを知らないでいいわけがない。安易に年収の壁壊すと保証はなくなって桶屋が儲かるかもしれない。

現代はもはや性善説で考えない方が良い、という論説を見かけた。たしかにそんな感触もあるし、昔からそういうこともあった気がする。