直子の部屋

笑ったり泣いたり踊ったり暴れたり推し事したり。

客席で見る落語の楽しみ

やっぱりよく出来たもっともらしいブログは書けないもので

予想通り間が空いた。

 

間にもいろいろあって

何なら書く気になれるかと考える。

 

好きな落語の話。聴いたら割とすぐ一度忘れる。

忘れるからまた楽しい。

聴いているうちに前に聴いた記憶が重なる。

前と違う、だから楽しい、そうきたか、

今日の声色、今日の顔付け、寄席の流れ、

客席で気になってしまうこと…確かにネタは多くある。

 

特定の落語家の◯◯という一席について

アレコレ書くのは得意でない

生だから起こる話は案外スッキリするかもしれない。

 

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今日は推し師匠の高座中に桟敷のお客さんが

ペットボトルを落として派手な音を立てた。

そこで動じないのが落語家だ、とかなんとか言う人もいるかもしれないが

でっかい音でビックリしたと言わんばかりに拾う師匠。

妄想逞しい若旦那が可愛く処理してくれた。

 

携帯の着信音やビニールのカサカサ音も

わざわざヤイヤイ言わないけれど

実はめちゃくちゃ気になっていて

当人が気づかないのかフリなのか

音が止まないなんてことがあると

苛立ちの消化不良で落ち着かないものだ。

 

年齢が上がっても落語を聴きに行きたいので、

知らんぷりしない、聞こえなくても隣の人に教えてもらえる、すみませーんとスムーズにスマホの電源落とせる、そんな客でいたいものだ。

 

出かけるのも億劫になって

コロナ禍で人に話しかけるのも遠慮して

落語友達とも疎遠になっていたと

久しぶりに話した。

 

少しずつ戻していきたくなっている。

けど無理はしない。

気乗りしなかったらやらない。

最近のルール。

 

そのうち好きなものに囲まれて

知らない間に活発に出掛けている

落語ついでに旅にでようか

躊躇なくそう思いたい

 

落語の後、近況を聞くこともわずかに増えた

あの会は行くの?この会はいつだよ

遠いけど行ってみたいね

そんな話が出来ると絵空事でも安心する

 

落語はひとりでも楽しめるものだけど

仲間と話すのはくだらなくても楽しい

 

推しの師匠の話でキャッキャするのは

まだ少しかかりそうだけど

好きなことで元気出るのはうれしい

 

高座と客席でも

客同士でも

噺しに出てくる気になることでも

触れているだけでも

交流できれば尚更

 

なぜそこまで落語まわりが面白いのか

判明できたら楽しいなぁ

 

客席から見る落語の楽しみ

キャッキャまで書けるといいねぇ