連投ですが、今朝書いた直球メモの方が前向きなこと書いていたので置きます。
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これまで行われていた検討会も含め中間まとめまでに目を通した。
内容についてはツッコミを入れたいべき論が意見として多々見受けられて伝統芸能を応援したい立場ながらなんとも言えない気持ちになる。
伝統芸能を継承していくことの重要性とは?必要性とは?
国立演芸場の予算獲得の時とお題が同じだ。
文化庁の分野別予算データを見てみた。
そもそもの守備範囲が広い。
国立劇場の再整備にはそれなりに大きな予算を割いているという印象だけれど、有識者検討会の意見の印象は「足りない時は国でなんとかするべき」で「一刻も早くなんとかするべき」で「収益は上げていく工夫をする必要がある」が「立派なものは立てて欲しい」というアンバランスな気持ち強めの検討会に感じる。
個人的に違和感があったことは
・有識者として参加している人がよくわからない
・もしかして出演者側の人ばかりなのか?
・情勢や予算獲得面の有識者は入れているのか?
・PFI入札や収支増加に感して(建て替えについての検討会だから)具体策は後回しでも良いのか?
などなど偏りを感じた。
ただ、中間まとめの内容で
(5)文化観光発信拠点として
(6)国立劇場の役割・使命について
の部分は伝統芸能に長年特化して事業運営してきた拠点として可能性は大いにあるとは感じた。
ポテンシャルは劇場部分だけではない。
関連資料、関連コンテンツ、舞台美術や衣装、道具、舞台機構と面白いものは山とあるのだ。
資料のデジタルアーカイブ化だけではない観劇だけではない
体験を生み出せるはず。
そして伝統芸能の総合的な芸術性や歴史を知ることの面白さを音楽面や美術面、工芸や技術の側面からも伝えることができる、また各地の地域性の強い芸能に関する情報も知ることができるポータルになれる可能性もある。
演目に関しての情報だって、すぐに引き出せたり面白いコンテンツとしてみる事ができれば国立劇場の公演演目に限らず役立つだろう。既にある公演記録などを配信形式で提供できるようにするとか、そういうシステム化させる部分こそPFI方式の入札を建て替えよりは小規模から試す機会だと思ったりする。
国立劇場で行われてきた伝統芸能、特に歌舞伎・文楽は直接的に人の感覚に訴える総合芸術であり、民俗芸能や雅楽・声明や国立演芸場での大衆演芸も日本が多様な地域からの文化を受け入れながらこの国にしかない、その地域にしかない芸能や信仰の形を創造し継承し最新のカルチャーの礎、元ネタとなっているはずだ。
大ヒットした漫画やアニメを生み出したクリエイター達は伝統芸能が大好きだ。古臭いものは嫌いでも、普遍性を含んでいるからだ。それを紹介するのも面白い。母体がやらなくても振興活動する人達に場を提供したらいい。建物を民間に任せる、1社に任せることにこだわらなければ、振興活動を運営していける人を増やせるかもしれない。
国立国会図書館が近いこともプラスになるだろう。
インバウンドのオーバーツーリズムは情報が鍵になっている。
発信の枠組みや対応次第では成果を挙げられるのではないだろうか。
希望の全てはやる事が増える可能性でもあり、一度に全てを進めるのは難しい。
それでも豊かに描いて試すことができることを含めて日本の文化であって欲しいから、建て替えも今後の策も良い案が出る事を願う。
できることなら文化を客観的に経済面経営面も含めて考えられる人が有識者に入って欲しい。