直子の探求時間

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高輪ゲートウェイシティで演芸SHOW① 新しい街編

朝から雨風の土曜日。雨がやむのを待って楽しみにしていた高輪ゲートウェイシティのまちびらきイベント「高輪松竹亭」へ行ってきた。

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出演者写真があるチラシとTAKANAWAめぐりはインフォメーションでゲット。輪っかはリストバンド

今回のイベントの名前、プレスリリースで最初に見たものは「TAKANAWA GATEWAY CITY まちびらき イベント LINK SHOWCASE 高輪松竹亭」と長く、会場名も「THE LINKPILLAR 1 SOUTH 地下2階 Convention Center LINKPILLAR HALL A・B」と日本人向けイベントとは思えない格好つけ振り。宣伝するにも向かない。

いかにも迷いそうな横文字の羅列なので高輪ゲートシティ駅に向かう電車の移動中に会場までの経路を確認。Googleマップでわかりやすい道順説明クチコミを発見。”南改札を出て左にブルーボトルコーヒーがあるエスカレーターを降りる”らしい。なるほど。

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高輪ゲートウェイ駅に着くと運よく雨も止んでやや気まぐれな強風程度。屋外も歩けそうだ。駅構内で高輪松竹亭のパネルも発見。開場時間より少し早く、開演までは1時間以上ある。この駅に降りるのは初めてではないけれど、新しい街に入るのは初めてなので一周散策してみようと改札を出てシティへ繰り出す。

 

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改札脇にはテントで地場産品の販売をしているのが見える。噴水の右手にはキッチンカーのような車が並ぶ。なにか販売している様子だけれど、食べ物でもなさそう。

正面の噴水前にあるカラフルなゲートのようなオブジェ、エマニュエル・ムホーの《100 colors no.53「100 色の道」》を眺めて、左の緑に囲まれた大きな建物の方へ。恐らく会場があると思われる「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」(略してサウス)だろう。すぐにブルーボトルコーヒーと降りるエスカレーター、高輪松竹亭の案内をしている人も見えた。

おおよその位置確認完了。目に入ったインフォメーションの中央にテレビで見た北欧風でウッディなデザインの電動モビリティ(自動走行モビリティ)が置かれているのが見えた。歩いて来た途中で見かけなかったので、強風と雨で今日は乗れないのかな?と思い、情報集めついでに入ってみる。

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TAKANAWA GATE CITY まちびらきイベントガイドブック「TAKANAWAめぐり」より

駅に掲示されていたのと同じデザインの高輪松竹亭のチラシ?(?なのはカラーコピーだったから)とTAKANAWA GATE CITY まちびらきイベントガイドブック「TAKANAWAめぐり」を手に取ってみた。泉岳寺には何年か通った時期があったので、載っているお店が懐かしい。

近くにいたインフォメーションの男性に電動モビリティについて聞いてみる。「あれはどういうもの?」「今日乗れないの?」こういう質問は現地で聞くに限る。

説明を聞いたけど自分が好きな場所に行ける移動手段ではないらしい。映像で見たゆったり移動する姿も乗れば意外と早いのだとか。今日も屋根があるエリアでアクティビティとして乗れる場所が二か所あるという。ひとつはすぐそばだったので、ひとまず実物を見に行ってみることに。

news.yahoo.co.jp

不安定な天気もあってか、列はそれほど長くない。ルートも短そうなので並んでみた。親子や友達同士といった人達の中でおひとりさま。そこは慣れたものだけれど、脇のブルーボトルコーヒーのベンチに座る人が皆外を向いて座っていて、短い時間とはいえ若干見世物状態になりそう。

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この写真はTHE LINKPILLAR 1 NORTH(略してノース)側で撮影

JRの鉄道車両センターの一部から生まれた場所なので、待っている間は次々とやってくる電車達を見放題。天井も高く風も通り気持ちよく目は楽しい。電車や前の人が乗るモビリティを眺めているうちに順番が回ってきた。

案内の方が荷物を置く場所や捕まる所を教えてくれてまず乗る。乗車中のスマホ撮影を確認すると大丈夫とのこと。何か所か「SLOW」と表示がある位置に手をかざすと減速でき、人が近ずくと自動で停止する。案内の方も説明してくれる間は走行を遮る位置に立つ。おひとりさま姿を撮ってもらうのは無理そう。

 

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上からみたモビリティの一部。動画を撮ったつもりが最初の数秒で切れていた。。。

走り出すとたしかにちんたらした動きではなく、風も感じる。デモンストレーションとしての案内も耳に入る。規定のルートの折り返し地点までくると、後ろ向きに方向転換して進み、少しルートを変えて一周する。前後がある形状ではなく立って乗っているので違和感もない。前方だけでなく、横に人が接近しても停止するようだった。手をかざして減速する操作はフォースを感じる動き。センサーなんて珍しくもないのに気分がよく面白がる。

あっという間に乗り終わってしまったので、他に何があるのか探すと「空飛ぶクルマ」が展示してあるらしい。少し探して見つからなかったのでもう一度インフォメーションへ。聞けばこれから行く会場に降りる途中らしい。さっきモビリティの説明をしてくれた男性にもお礼がてらひとりで乗ってきたこと、聞いた通り案外早かったことを話して減速フォースネタを披露した。つきあいかもしれないがネタに笑ってくれた。おばさんだからこれぐらいは許してもらおう。

 

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駅の改札があるのが2階エリアで、エスカレーターを降りて1階、コンベンションセンターへは自動ドアからサウスの建物に入り、会場へ向かうにはさらにエスカレーターでB2階まで降りる。1階の自動ドア脇を見ると、聞いた通り奥に緑色の「空飛ぶクルマ」が見えた。なにやら薄暗いスペース。なぜそこに、という印象。展示されている場所の前がエレベーターホールらしく、オシャレな照明で照らされていて正面から見るとなんとか見える。1/3のモックアップ機は小さいように見えたが、建物に入れられないサイズだったのかもしれない。

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「空飛ぶクルマ」の1/3モックアップ機。今後この街で飛び交うのだろうか?

 

新しい街の感想としては、新しいから綺麗だし話題の場所に来たなって楽しさはあったけれど、全体的に案内は不親切。公式サイトも今の今の情報が見つかりにくい。現地の案内板でも、エスカレーターの位置まで描かれたものは結局どこにあったのだろう。今日あるイベントと案内が並んでいたらもう少し楽しめた気もする。時間の都合もあって迷子にならないよう気をつけた結果、建物の外にあるものしか見なかった。

 

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TAKANAWA GATE CITY まちびらきイベントガイドブック「TAKANAWAめぐり」より

新しい街というよりこれからの街ということなのか、もちろん今後開業のエリアはわかるようになっていたものの、案内図は手薄だなという印象。今はわかりにくくてもスッキリオシャレにがスタンダードなのだろうか。ある意味効率とは逆行する気もする。公式のアプリとやらを使わせるため?と穿って見てしまう。(帰りに最寄駅の構内の柱にA1サイズの高輪松竹亭ポスターが2枚も貼られていることに気づいて、以前からある駅の構内は情報が貼られ過ぎて見つからないことに気付いたが。)

 

私自身は書いた通りサクッと調べ聞いて好きに楽しんで会場へ向かったので、手薄には感じたものの、さほど不便も感じずに会場に着いた。多少気になるところはあるけど、まだオープンしていない所の方が多いからでそういうものだろうと。けれど着席した後同じ会場に来ていた落語仲間や高座での某師匠の話を聞くと来て早々から不便を感じたらしい。街というよりオフィス街のような構造だからわかりにくさは否めない。時間をつぶせる居場所もまだ少ないから、休日のオフィス街といった感じか。高輪ゲートウェイは駅の構内も天井が高く気持ちよく、駅の構内にも時間を過ごせる場所があるのだけれど、調べておかないとわからない感じ。知らずに一度出てしまうと構内に戻るにはお金がかかってしまう。オシャレデザインはわかりにくい難点がある。

様々な新しい技術を取り入れようという向きは良いことだと思うけれど、地図や案内は手のひらの上で眼精疲労や老眼と闘いながらデータとにらめっこさせる環境はまだ早い気がする。わかりやすいデザインの地図や案内は未来の街に不要なのだろうか。高齢層は増える一方なのに。案内デザインも新しい街で進化することを願う。

案内や地図が見渡せて好きな大きさに変えられて一目瞭然で行先を見つけられる紙より便利なホログラムをスマホで出せるとか。紙は実はすごいツールだから、紙の地図を上回るものを出してほしい。逆にアナログで吉原細見みたいなものを出しても高輪らしい気もするが。

ロボットやAIに案内させるなら人間に不便のないレベルでなければ意味がない。進化の途中だからといえばその通りだけれど、近頃の道具は人をいつのまにか働かせている工数が高いものが多い。指示を出すための言語や操作を習得しないといけないとか。

印刷物はコスト高で作ってないのか、インフォメーションで地図が欲しいと言ったら出てきたのか。次に行くときは聞いてみよう。話が逸れてよくわからないことになってしまった。

ともあれ初めての場所には不便も楽しみもつきもの。電車ならごく近い街なので、今後も演芸イベントが定着してくれると通えてあのころはとまた笑えるだろう。高輪松竹亭編につづく。

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