一段と寒い日。兼好師匠は熱は下がられたという情報アリ。14日末広亭昼席の出演予定も変更となっていました。週末は更に寒い、今年の冬は寒そう、など寄席に行く人は全員防寒対策してほしい情報ばかりですね。
私は家でぬくぬく配信で寄席を垣間見ようとテレビをつける。伯山ティービーで今年も出してくれてる末広亭12月中席の新作。2日目。そしたら、グーグルキャストが「静岡市歴史めぐりまち噺し」の過去回を推してきた。この静岡ローカルな番組はお気に入りで、配信のおかげで遠方でも見れるので時々動画をまとめて見ている。
YouTubeではSBS(静岡放送)のチャンネルに動画があるんだけど、他の番組動画と一緒くたなのでまとめてみるのがちょっと面倒だった。試しに探してみたらプレイリストがある!前からあったのかなあ。公式ページ見直したら、紹介した場所マップも出来ていた。
この番組のナレーションは静岡市観光親善大使もしている春風亭昇太師匠。なのに、推してきた動画のナレーションが別の男性だった。多分局のアナウンサーさん。でも、駿府城跡の石垣の石切り場の話でなんとも昇太師匠が好きそうなテーマ。途中で変わったのか、たまたま違ったのか気になって、プレイリストでいくつか見てみた。
結局ほとんど昇太師匠のナレーションだったのだけれど、一話が3分もなくて、昇太師匠の親しみやすい語り口なので、サクサク静岡市内の歴史がわかりやすく知れてついもう一話もう一話と見てしまう。興味があることも、懐かしいことも、あまり知らなかったことも全部静岡市内の歴史。今の年齢だから凄さがわかる。凄い情報量なのに見てるだけで知らぬ間に学習できる。
この間神田伯山さんが紹介していた清水次郎長の話や、徳川慶喜公、渋沢栄一、山岡鉄舟、井上馨のことも静岡に密着した話として出てくる。芹沢圭介作品のことも、国立劇場で毎日目にした平櫛田中の「鏡獅子」を彩色した平野富山も、学生時代を思い出す伝統工芸品も、神社仏閣や遺跡、民俗芸能も、安倍川も舟山も木枯森も、お茶みかん缶詰清水湊も楽しい。
やっぱりまとめて見た方が学習できるな!と思ったけれど、過去に見たものも相当忘れていた。健忘症でなんども楽しめるのは年だからか?伯山ティービーに戻るまでにかなりかかった(笑)